固くなった心への対処法【マルコ4:8】

2023年

別の種が良い地に落ちた。すると芽ばえ、育って、実を結び、三十倍、六十倍、百倍になった。

マルコ4:8

私たちの人生は人それぞれです。

しかし共通して言える事は、

殆どの人が、良い人生を歩みたいと願っていると思います。

自分の人生、悪を究めよう!!とは思う人はいないのではないでしょうか?

正しくありたい。優しい人間になりたい。いい人になりたいと思っていると思います。

多くの人が良い方向に高みを目指したい!と思っているのに、私たちの世の中はどうでしょうか。

ロシアとウクライナの戦争が起き、世界中が心を痛めているのに、

また戦争が起きているのです。

また、私たちの日常でも、毎日のように驚くようなニュースが流れてきます。

自分の身の周りでも、皆の願いとは反対方向に世の中が進んでいる様に感じます。

一人ひとりが心に持っている方向と、世界は違う方向に進んでいるように思います。

…私は22歳の時、教会に導かれました。

振り返ると、それまでの人生、私の心は砂漠のようでした。

心の上渇きが酷く、自分が今生きているのか、死んでいるのか、分からない… もしかしたら、もう死んでいるのではないか…と思っていました。

その様な中で主に出会い、御言葉や賛美、クリスチャンと交わり、渇いた心に自分に必要であったものが浸み込み、潤い始めました。

クリスチャンの多くはその様な経験をしていると思います。

カラカラに乾いた心に、主の生ける水が注がれ、渇きから解放される。

しかしクリスチャンになってもまた、渇きを見せる事もあります。

その度、御言葉による生ける水を求めて信仰生活を送っています。

渇いたカチコチの土地には、豊かな水が必要なのです。

このような話を聞いた事があります。

初代教会の人たちは、いばらで一杯になった固い地への対処法があったそうです。

見えているいばらを引き抜けば、いばらはもっと固い強固な根を張り、もっといばらが生えるそうです。

どうすれば良いのでしょうか。

初代教会の人たちは、いばらの地に「良い種」を沢山たくさん蒔くそうです。

そして良い種を育てるそうです。

良い種が育ってくれば、根も育ちます。沢山たくさん育てることにより、

良い根が悪い根を追いやり枯らすそうです。

…私たちの信仰と同じだと思いました。

主を知らない時、上渇き、それを満たすために悪い事、悪い考えで一杯になっていました。

主はそれを、1つずつ指摘し、これはいらない!と言って、引っこ抜くのではなく、

御言葉を与え、良いもので私たちの心を満たし、私たちのカチコチに乾ききった心を変えて行って下さいました。

私たちの心は、主の潤いが渇きを覆ったのです。

私たちクリスチャンは、自分の心に良い種を沢山蒔き、心が良い地となれば、

30倍、60倍、100倍の実を結ぶことが出来るのです!

自分の周りに、日本に、世界にも、良い種を蒔く必要があります…

心が乾ききり、自分の進む方向を見失っている人々…

主による生ける水が必要なのです。御言葉が必要なのです。

まずは、自分の置かれた周りから、種を蒔いていきたいです。

共に主の種をたくさん蒔き、育てましょう!!

「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」

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