主を試した事ありますか?【マラキ3:10】

2023年

 十分の一をことごとく、宝物倉に携えて来て、わたしの家の食物とせよ。こうしてわたしをためしてみよ。―万軍の主は仰せられる―わたしがあなたがたのために、天の窓を開き、あふれるばかりの祝福をあなたがたに注ぐかどうかをためしてみよ。

マラキ3:10

聖書に唯一「私を試してみよ」と書かれている部分があります。

「献金」です。

十分の一の献金を主に捧げて見よ・・と言われるのです。

お金って凄く大切・・

だってお金がないと、食べていけないし、生きていけないものだから。

お金がない = 命の危険を感じるのです。

お金がないと、心に平安がなくなり苦しくなるのです。

心が心配で埋まってしまうのです。

そのような思いに多くの人が経験した事があると思います。

私を含め人は、凄くお金の支配を受けています。

教会でも多くの人は祈りの課題として「経済的問題」を口にします。

「あと月に10万あれば、生活はもっと楽になるのに・・」と思いませんか?

私は何度も何度も思った事があります。

しかし、想像してみてください。

10万円増えたとして、凄くその10万円に満足できるのは、多分数ヶ月です。

お金って本当に不思議で、あればあるだけ必要なもの、出費しなければならないものが増えてくるのです。

そして、10万円増えた生活を続けると、また同じようにお金が足らない・・と心がお金の心配で一杯になるのです。

これを繰り返すのです。

お金って私たちの心を支配しやすい・・支配されやすいのがお金だと思います。

あってもあっても足らないと感じるお金を・・主はその十分の一を捧げよと言われるのです。

なかなか痛い所を突かれるな・・と思いませんか?

主も私たちにとってお金が命に通ずるものだとご存知のハズ。

そんな大切なものを、感謝を持って捧げよ。私を試してみよ。と言われるのです。

私たちにとってお金がどの様な存在か知っているからこそ、この様に「試してみよ」と書かれたのかな・・といつも思います。

神さまって、私たちの想像を超えています。

私たちの想像を超えてくるから神さまなのです。

手に取るように分かる神さまって反対に変ですよね。

神さまは不思議な方なのです。

私の思いや、私の頭からの発想にはない方法で働かれます。

神さまがされる事に置いて、私たちは「あーこういう理由で神さまは私にこうされたんだ!」と、100%正解の理由を述べる事はできません。

私を遥かに超えるお方だから・・

献金・・・試してみてください!!!

私は何度も何度も試しました(笑)

「神さま・・・もう本当にヤバいです💦 どうしたら良いのですか? 神さまが試してみよと言われるから・・・試しますよ!! 私は本当に聖書に書いてある事を信じて、試しますからね!! スルーしないで下さいよ!!」と

何度も何度も、主にアピールしながら献金をしたことがあります。

主は本当に不思議です。

いつも何倍ものものが返ってきます。

その方法はクリスチャンを通して・・という場合もありますが、ノンクリの方を通して・・という事も本当に多いです。

私の友達に、私の目には凄く豊かな生活をしてるクリスチャンがいます。

彼女はよく「もっと経済的に豊かだったら、貧しい国の子どもたちのサポートをしたい」と言います。

そして「だから、献金をする為にも、もっと稼がないと!!」と。

これは一見、そんなに可笑しい話ではないと思います。

困った人をサポートする為に、沢山儲けたい・・・

でも、多分・・・

主が望まれている方法と順番が違うように思います。

貧しいやもめが、全財産のレプタ銅貨2枚を献金し、

それを見たイエスさまは弟子たちに

「あの貧しいやもめは、誰よりも沢山献金しました(マルコ12:42-43)」と言われました。

レプタとは、当時の最小単位の硬貨です。

主は、金額を見られるのではなく、人の心を見られるのです。

沢山ある中から、沢山捧げたものを評価しているのではなく、

主は、その人の心を見られるのです。

あるところから捧げなさい・・ではないように思います。

私たちの多くは、いくらあってもお金には満足できない存在なのです。

多分、「自分が豊かになったら」という思いは、

いつまでたっても貧しい人を支える人にはなれないと思います。

問題は、収入ではなく、「心が何処にあるか」だと思います。

主に仕える、主に捧げるというのは、自分の生活を確保した上で・・・という条件付きではないようです。

自分の心が何処にあるかです。

自己安全を最優先ではなく、捧げるという事を最優先できる者になりたい・・・

今日も、主と共に歩む一日となりますように!

今日も暑いです・・気を付けて一日をお過ごし下さい!

「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」

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