主を知っていくって素晴らしい⑤【Ⅱペテロ3：18】

私たちの主であり救い主であるイエス・キリストの恵みと知識において成長しなさい。このキリストに、栄光が、今も永遠の日に至るまでもありますように。アーメン。

Ⅱペテロ3：18

次男の信仰の記録です。

昨日は、次男の中学校の卒業式でした。

次男が学校に行く前に「今日の答辞は、〇〇君がする」と話していました。

答辞や送辞は韓国語でします。

中学2年の時に、先生が次男に「送辞して」と声を掛けられたそうですが、「僕、韓国語出来ません～　A君かB君が適任だと思います～(笑)」と拒否し、逃げるようにその場を去っていました。

次男は・・人前で話すのが恥ずかしいのです。おまけに、たどたどしい韓国語で話すのは、この上なく恥ずかしいようです。

もともと人見知りで、なかなか新しいコミュニティに入ったり、転校生に声を掛けたりなども難しく感じるタイプです。

何かある度に、代表で話す事は避けて「〇〇君が良いと思います～(笑)」と逃げていました。

昨日、卒業式に行く前に、私は「3年後の高校生の卒業式の時に、答辞出来たらいいね！　こんなのって凄く良い経験になるよ～」と言いました。

次男「・・うん・・そうかな？　お兄ちゃんもそう思ってるかな・・」

私「お兄ちゃんは・・こういうの好きなタイプだから・・多分勧めると思うけど・・」

次男「３年後か～　高校では韓国語頑張ろう・・」と話していました。

今月の上旬、3/4のブログ（韓国語のスピーチ大会）にも書きましたが、人前で話す事に大きなストレスを持っていて、泣いて怒って、また泣いて嫌がっていました。

結局、共に祈る中で、主が次男の心を治めて下さり、嫌だと思う心を取り去って下さり、前向きな気持ちで準備する事が出来、大会を終える事ができました。

先日、自分が嫌だと思う環境は変わらなくても、自分の心を変えて下さる主がいると感じた次男・・・

これは次男にとって、とても大きな学びとなりました。

中学卒業式を前に、「３年後に向けて準備する？・・・まず韓国語を話せるようになりたい・・」と次男がいい、

私が「自分がしたい！と言って出来るものじゃないし、誰がするかは先生が決める事だから・・でも韓国語を勉強して準備する事は大切だよね・・」と話し、家を出ました。

卒業式を終え、次男は友達とご飯を食べに行き、親は先に帰宅。

「ただいま～♪」と帰って声が楽し気な雰囲気。

「楽しかったの？」と聞くと、「え？あ？ご飯？うん。」と答え、

かばんからゴソゴソと何かを探しています。

次男「さーさー、聞いて驚き給え！！」と言ってカバンから出したのは、

４月の入学式の時の「宣誓の紙」でした。

次男「今日、教頭先生が教室に来てさ～♪　中高合同の入学式で、入学生代表の宣誓をしてって言われた！」と。

私「え・・？　で、受けたの？」

次男「いっつも思うけどさーー、神さまって与えるの早いよね～♪」「３年後だと思ってたのに・・」「御心なんだと思う！ 教頭に言われた時に、”あ、もう来た”って何か表現しにくいものを感じた！」「今から練習しようと思って～」と乗り気になっています。

２週間程前の次男・・中学生全員が出るスピーチ大会にも、あれほど激しく泣いて「絶対に嫌！！！」と叫んでいたのに。

スピーチ大会は校内行事なので、顔なじみしかいません。しかし入学式は、もっと人がいます。

中学高校の新入生とその保護者、先生たち・・知らない人が殆どです。

主が２週間前に変えて下さった次男の心・・・その時だけ変えられたのではなく、まだまだ持続中でした！

私が次男に「もしも今朝、答辞の話をしていなかったら・・どうだった？　話をしてなかっても教頭先生の宣誓の話を受けてた？」

次男「あ～～・・・受けてなかったな・・反射的に、当たり前のように拒否してたと思う。」

私「朝の何気ない会話・・お母さんは、絶対に次はあなたが答辞して！！という思いはなく、韓国語頑張っていつでも声を掛けられたら ”します！” って言えるようになったらいいな～と思って言っただけだったけど。」

「あなたはこのちょっとした会話に対して、一瞬考え、未来の自分の姿を想像した・・だから教頭先生の話を受けれたんじゃないかな・・」

「神さまって日常に隠れてる？日常の中にも存在してるように感じない？」という話をし、

何気ない会話にも、主の訓練や導きがあり、耳を傾ける事によって、良い方向へ、主が望まれている方向へ歩み寄れる・・・という事を、次男も私も感じました。

私は普段から次男に色々と話をします。

今の次男にとって必要だと思う話です。

しかし、この年頃・・親の話なんて、ちっとも聞いていません。右から左へ・・です。

これはある程度、仕方がない事だと思います。

でも、今朝の答辞の話は、

次男は一瞬考え、想像したのです。

だから、反射的に行っていた言動が変えられた・・

私はこの小さな変化に、凄く主が私に教えようとしているものがあるように思いました。

日々のちょっとした出来事。

人との何気ない会話。

自分の目に写る全てのもの。

心にも留まらない日常にも主は働かれておられる。

次男が、スピーチ大会を通して自分の心が変えられるという経験をし、

その主の働きを続けて感じれるように、

変えられた部分が、もっと良い方向へと成長していくように、

一層、強化されていくように、

持ち続ける事が出来るように、

主は静かに導いて下さっている・・・

私は・・・多分・・絶対・・沢山見逃しているんだろうな・・と思いました。

私たちは偶然、生まれて来た訳ではないように・・偶然、何となく今日と言う日が与えられている訳ではない・・

今日・・主が私に教えたい事があり、

今日・・私が主から学ぶべき事があるのです。

次男が私の話を右から左へ聞き流す姿

・・あれは自分の姿💦

今日は悔い改め、日常の中におられる主を感じれるように祈りたいと思います。

今日も、主と共に歩み、主を感じる一日をお過ごしください！