どうか、私たちのうちに働く力によって、私たちの願うところ、思うところのすべてを越えて豊かに施すことのできる方に、
教会により、またキリスト・イエスにおり、栄光が世々にわたって、とこしえまでありますように。アーメン。
エペソ3:20-21
素晴らしい約束の御言葉です。この御言葉は、読む度にワクワクします。
私たちの願うところ、思うところのすべてを越えて、豊かに施してくださる、という約束です。主は、私たちの願いを聞いてくださるだけではなく、私たちが願っている以上に、その願いに応えて豊かに施してくださるという約束です。
聖書の中には「願い求めなさい」という個所がいくつもあります。
イエスさまは弟子たちに、「あなたがたがわたしにとどまり、わたしのことばがあなたがたにとどまるなら、何でもあなたがたのほしいものを求めなさい。そうすれば、あなたがたのためにそれがかなえられます。」(ヨハネ15:7)
使徒ヨハネは、「何事でも神のみこころにかなう願いをするなら、神はその願いを聞いてくださるということ、これこそ神に対する私たちの確信です。」(Ⅰヨハネ5:14)
そして、今日の御言葉、エペソ書を書いたパウロは一歩進んでいます。願いが聞かれるだけではなく、願い以上に豊かに施してくださる、と言っているのです。
また、イザヤを通して主は言われました。「わたしの思いと、あなたがたの思いは異なる。天が地よりも高いように、わたしの思いはあなたがたの思いよりも高い。」私たちが思いもつきもしない方法で、神は私たちの願いを聞いてくださるのです。
私たちが願いを得る為には、忍耐が必要です。
私たちは、自分たちの理解に頼ることはできません。信仰によって約束のものを、期待を持って待つのです。
「私たちのうちに働く力」とは、私たちの中から力が湧き出るのではなく、主によって内側に力が注がれ、それが働くという意味です。
「私たちの願うところ、思うところのすべてを越えて豊かに施すことが出来る」お方は、私たちの願いをかなえて下さるだけでなく、私たちの内にも力を注ぎ、自分の力ではない主の力が湧き起こるのを、私たちは体験できるのです。
神は、最前のご計画を持っておられます。それを私たちを通して、実行されるのです。
私たちには理解できません。けれども、主は、陶器師として、陶器である私たちを練り、形造られ、そしてご自分にとって喜ばしい作品にしてくださるのです。
今日も主から力を注いで頂き、期待して一日を過ごしましょう!