主の戦い方【Ⅱ歴代誌20:12】

2024年

私たちの神よ。あなたは彼らをさばいてくださらないのですか。私たちに立ち向かって来たこのおびただしい大軍に当たる力は、私たちにはありません。私たちとしては、どうすればよいかわかりません。ただ、あなたに私たちの目を注ぐのみです。

Ⅱ歴代誌20:12

私は良く思い出す聖書の箇所があります。

ユダの王さま、ヨシャパテ王の話です。

北イスラエルには19の王がいました。そして善王は一人もいなかったのです。

南ユダは20人の王がおり、善王が8人いたとされています。

その中でも最も神を求めた偉大な王、

神に忠実な王とされています。

この第4代のヨシャパテ王は、大きな失敗を三度していますが、

私たちが学ぶべき信仰の持ち主だと思います。

ある時、ヨシャパテが王の時に、アモン人とモアブ人が領土を奪おうと攻めて来たのです。

迫り来る敵は「おびただしい大軍」だと記録されています。

思ってもいない出来事に、面食らってしまう状態です。

対処しようがない状況に追い込まれたのです。

この時、ヨシャパテ王はどうしたでしょうか。

恐れを感じたのです。

そして直ぐに「ただひたすら主に求めた」のです。

そして「ユダ全国に断食を布告した」と記録されています。

ユダの人々は集まり、主に助けを求めたのです。

目の前に迫って来る、

自分の力でどうする事もできない無理難題に対して、

ヨシャパテはユダの民を集め、

「私たちとしては、どうすればよいかわかりません。ただ、あなたに私たちの目を注ぐのみです」

と、会衆の前で神に祈ったのです。

自分の目線を、迫って来る問題ではなく神に変えたのです。

主は、ヨシャパテと民の祈りを聞かれ

「この戦いではあなたがたが戦うのではない。しっかり立って動かずにいよ。あなたがたとともにいる主の救いを見よ。ユダおよびエルサレムよ。恐れてはならない。気落ちしてはならない。あす、彼らに向かって出陣せよ。主はあなたがたとともにいる」

これを聞いたヨシャパテは、地にひれ伏し民と共に主を礼拝したのです。

そして次の日、敵に向かって出陣した軍の先頭は

聖歌隊だったのです。

賛美をしながら敵に向かったのです。

ユダの軍が敵の軍に近付いた時には、敵軍には生き残った者が1人もいなかったのです。

…主は私たちと違う戦い方をされるのです。

私たちにも、自分には絶対不可能な問題が降りかかる事があります。

どうする事もできない問題…

ヨシャパテから学ぶ事は、

まず、自分の目線を変えること!

問題を凝視するのではなく、

自分の目線を主に向ける。

そして祈り礼拝をするのです。

私たちは、自分のリーダーの救いについて祈っていく必要があります。

リーダーは問題の舵取りをするからです。

国のリーダーたち。学校のリーダー。会社のリーダー。自分が所属するリーダーの上に。

また、自分がリーダーでなくても、

自分が属しているコミュニティで唯一なるキリスト者として

とりなして行ける信仰を持つべきです。

まず、目線を主に向ける。

祈り礼拝するのです。

戦争で、軍隊の先頭に聖歌隊を配置し、賛美しながら敵陣に入るなんて…

私たちの想像から飛び出した戦い方です。

戦われるのは主だから。

私たちの問題を解決するのも主なのです。

主の方法で臨むことが出来ますように…!!

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)

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