「奇跡は感謝する人についてくる」という証【ダニエル6:10】

2023年

ダニエルは、その文書の署名がされたことを知って自分の家に帰った。—彼の屋上の部屋の窓はエルサレムに向かってあいていた。—彼は、いつものように、日に三度、ひざまずき、彼の神の前に祈り、感謝していた。

ダニエル6:10

昨日のブログに引き続き「感謝」です。

昨日の話を友達に話しながら、思い出した証があります。

昔、聞いた証です。

「奇跡は感謝する人についてくる」という証でした。

あるクリスチャンの奥さんが、ノンクリのご主人の為にずっと祈っていました。

ご主人はお酒が好きで、よく酔っぱらうまで飲むそうです。

10年以上、ご主人の救いを祈っていましたが、全く教会への関心を感じられず、お酒においても全く変化がなかったそうです。

そしてある日、ご主人がかなり泥酔した状態で帰って来られ、自宅の玄関で倒れるように眠ったそうです。

大きなご主人ベッドまで連れて行くのは大変です。

酔いつぶれているご主人をベッドまで連れていく事に苦戦しながら、自分が惨めに思え、今の生活が嫌になったそうです。

「神さま。10年も祈っているのに・・どうして何もしてくれないのでしょうか。もう我慢の限界です!!」と言いながら沢山泣いたそうです。

沢山涙を流しながら、数日前に聞いた説教を思い出したそうです。

「どの様な時にも感謝すれば奇跡が起こる」と言うのを急に思い出し、

感謝出来る事を探したけれど、何も出てこなかった・・

それでも何とか感謝しようと思い直し、

「こんな主人だけどいないよりはマシ」

「こんなに飲んでも病気しない事に感謝」

「土曜日は特に沢山飲むので、日曜日は遅くまで寝ている。だから私が教会に行く事を反対しないから、、、感謝・・」

無理やりにでも感謝を探して祈っていると、心が軽くなったそうです。

軽くなった心でお祈りを続けながらご主人をベッドまで運んでいると、ご主人がトイレに行こうと目を覚ましたそうです。

自分の妻が、小言を言っても可笑しくないのに、祈っている姿を知り、ご主人が驚かれたそうです。

そして奥さんは、

自分がずっと祈ってきた事。

何も変わらずお酒を泥酔するまで飲む事。

もう限界を感じて情けなくなった事。

感謝の祈りの必要性を思い出した事。

そして無理やりこの様に祈ったら心が軽くなった事。

を話をしたそうです。

すると、ご主人は「本当に申し訳なかった」と言われ「あなたの祈りの通り、これからはお酒を止め、教会に通う」と言われたそうです。

こんな・・劇的に変わるなんて・・!

もし、この時、奥さんが説教を思い出さず、または思い出しても「どんな時でも感謝しなさい」という言葉に従わなかったとしたら・・・

多分、その時感じた感情に流され、自分が惨めで可哀相に思え・・

夫婦関係について建設的な考えを持てなかったと思います。

ご主人も万一、自分の態度について普段から「悪いな・・」と思っていたとしても、

人間は責められると心を閉ざしてしまいます。

多くの場合、不満や強い言葉は、聞く人の心を固くするのです。

感謝のお祈りは、主の御手を動かすように思いました。

自分には絶対に不可能だと思っている事も、感謝の祈りを通して、主は成して下さるんだと思います。

そんな事を思い出しながら、ダニエルを思い出しました。

ダニエルは、バビロン捕囚によってバビロニアに連行されましたが、王様に見込まれ、宮廷で仕えることになりました。

様々な迫害やトラブルに見舞われますが、どの様な時も主に感謝をし、主の前で正しくいようとしました。

王様はダニエルに王国全体を治めさせようと考えていました。

これを良く思わないのは、他の大臣や総督たちはダニエルを陥れようと、「これから30日間、王様以外の人間や神を拝む者はライオンの洞窟に投げ込まれる」という法律を王様に提案しました。

しかし、これを聞いたダニエルは、いつもの通り神様に祈りと賛美を捧げたのです。

そしてそれを待っていた大臣や総督たちは、ここぞとばかりにダニエルを捕まえ、ライオンのいる洞窟にダニエルを投げ入れたのです。

結果はご存知の通り、ダニエルはライオンの洞窟の中でも襲われることなく無事でした。

ダニエルは、大臣たちの策略をしっており、王様が署名された事も知りながら・・「いつもと同じように」感謝の祈りを捧げたのです。

感謝の祈り・・・

常に口から主への感謝が出るような信仰を持ちたいです。

今日も、主に感謝をの祈りを捧げる一日をお過ごしください!

「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」

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