状況によらず主の御心がある【ヨハネ14:16】

2023年

わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです。

ヨハネ14:16

「主は私に良き物を与えて下さる」という言葉を良く言う友達がいます。

「魚の代わりに蛇」「卵の代わりにサソリ」を与える主ではないという御言葉からの理解です。

確かに・・主は私たちに良いものを与えて下さると思います。

しかし・・どことなく、このフレーズを口にする時に「それは神頼み的だな・・」と感じるのです。

 

エジプトでイスラエルの民が増え、強くなることを恐れたエジプトの王ファラオは、助産婦たちに、生まれたユダヤ人の男の子を即座に殺害するよう命じました。

これは、神の民イスラエル人にとって大きな試練です。

モーセの母は3ヶ月間モーセを隠し育てました。

そして隠しきれなくなった時、パピルス製のかごに瀝青や樹脂を塗って防水をし、そこに男の子を入れ、ナイル川の葦の茂みにそっと置いたのです。

モーセの母は、防水加工を施したかごを作ったのです。

私は、モーセの母は王女の水浴びの場所と時間を知っていたんだと思います。

モーセの母は、自分の置かれた状況を見て諦めるのではなく、主に委ね自分に出来る最善の行動したのです。

モーセの姉も、自分の弟がどうなるのか遠く離れて立って見ていたのです。

パロの娘がモーセに気付いた時、モーセの姉は

「あなたに代わって、その子に乳を飲ませるため、私が行って、ヘブル女のうばを呼んでまいりましょうか(出エジプト2:7)」

と言ったのです。

凄く勇気がある行動だと思います。

モーセの姉は子どもだと思います。今王女が抱いている赤ちゃんの姉だと気付かれる危険性もあります。

モーセの姉のこの行動と発言・・・モーセの両親の信仰を感じます。

両親の信仰をしっかり継承出来ています。

結果、モーセは生まれて直ぐに殺害される環境で生まれましたが、

実の母親が、王女から賃金を得て、隠す必要もなく育てる事ができたのです・・

王女によって、「水の中から引き出したもの」として ‟モーセ” と命名されますが、後にモーセは「神の民イスラエルをエジプトから引き出すもの」となるのです。

主への信頼を通して、勇気と知恵が与えられ、全ての事を働かせて益となったのです。

「主は私に良き物を与えて下さる」という言葉。

今日の御言葉にあるように、この「良きもの」とは「聖霊さま」の事です。

何もせずに、主が勝手に私たちを見極め、良いものを与えて下さるのではなく、

主に望む時、私たちの助け主として、聖霊さまが与えられるのです。

自分の置かれた環境の中でも、主の御心があります。

主が願われている事があるのです。

自分勝手に置かれた状況に流されて生きるのではなく、

主に委ね、自分が今何をすべきなのか見極める事ができますように・・

今日も、聖霊さまに従って歩む1日をお過ごし下さい!

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。(ブログ2023.04.28~)

「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」

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