人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である。
箴言16:9
今日は、長男の記録です。
長男は2020年に韓国へ渡り、現在は神学大学院で学んでいます。
渡韓した時からお世話になっている教会で、
今は伝道師として仕えています。
将来的には、日本宣教にも思いがあるようです。
そんな長男に、担任の牧師先生が、こんな提案をしてくださいました。
「将来のことを考えて、日本宣教に重荷を持っている教会で、今から働くのはどうだろうか」
その言葉をきっかけに、
この夏ごろから、所属教会を変えることについて祈り始めました。
他の教会に移ることを考えた時、
長男の心に真っ先に浮かんだのはA教会でした。
「ここで仕えることができたらいいな……!」
そう思った長男は、A教会に知り合いがいたので、連絡をしてみたそうです。
ところが、今は退職する伝道師がおらず、求人も出ていないとのこと。
しかも、仮に求人が出たとしても、
長男は応募条件を満たしていないことが分かりました。
残念ですが、A教会は諦めるしかありません。
そこで、他の教会を探し始めました。
第2希望のB教会と、他に2つの教会に応募しました。
すると2つの教会からは、すぐに返事が来ました。
「既婚者を求めています」
そのため、二次面接に進むことはできませんでした。
残るは、第2希望のB教会です。
必要な書類を送り終えると、こんな連絡がありました。
「書類審査に合格し、第二審査に残った方には、9月の第4週に連絡します」
その連絡を受けた長男は、緊張していたようです。
10月1日から5日間、
今所属している教会の伝道旅行を引率する予定だったのです。
教会での面接は、週末に行われることが多いそうです。
書類審査に合格していれば、9月の4週目に面接のお知らせが来るはず。
面接が伝道旅行と重なる可能性が出て来たのです…💦
面接の日程を「〇日です」と指定されたら、
こちらの都合で変更してほしいとは、なかなか言いにくい立場だそう…。
「いつ連絡が来るんだろう……」
そんな思いを抱えながら、9月末を過ごしていました。
伝道旅行は木曜日からの予定だったので、
旅行前に連絡がなければ、
少なくとも旅行中に面接を受けることにはならない…。
そう考え、連絡が来ないことに、ひとまずホッとして出発したそうです。
「伝道旅行に行けるように、連絡が遅くなっているのかもしれない!」
私もそんなふうに感じ、長男も私も主に感謝していました。
ところが……。
伝道旅行が始まり、一日、また一日と過ぎていきます。
「あれ? 9月末には連絡が来るはずなのに……」
「…もしかして、落ちた…?」
書類審査に合格した人にだけ、面接の連絡が来るのです。
そして、その連絡は9月末のはず。
でも、今はもう10月です。
「え…書類審査で…ダメだったのかな……」
日に日に、長男も私も不安になっていきました。
もし不合格だったら、
また一から教会を探さなければなりません。
しかも、教会の伝道師募集は、時期的にも終わりに近づいていました。
「え… どうなるんだろう……💦」
そんな思いの中で過ごしていた伝道旅行の終盤に…
ついに、B教会から連絡が入りました!
「2週間後に面接を行います」
よかった……!
心配からも解放され、
伝道旅行も、安心して終えることができました。
一本の連絡により、不安が吹き飛び、安心感を得る事が出来たのです。
ところが、話はここで終わらず…
B教会の面接を、3日後に控えた日。
A教会の知り合いから、突然、連絡が来たのです。
「急に一人の伝道師が辞めることになり、新しい伝道師を探しています。日本の教会にも推薦者を尋ねたところ、あなたの名前が挙がりました」
えっ……!?
長男は驚いたそうです。
何しろ、最初から一番行きたかったのはA教会。
でも、求人が出ていなかった上に、
自分は応募条件も満たしていないと思っていたので、諦めていた教会です。
長男は、今の状況を正直に説明しました。
「実は、私はA教会に行きたいと思っていました。
でも、求人がなく、自分は応募条件も満たしていないと
思っていたので、諦めていました。
そして今、他教会の面接が3日後に予定されています」
もちろん、この時点ではA教会に行けると決まったわけではありません。
これから書類審査や面接を受けなければならないのです。
事情を把握してくれたA教会は、面接を急いで設定してくれました。
そして3日後。
予定どおり、B教会の面接を受けました。
すると、面接後すぐに連絡が入りました。
「二次面接に合格しました。最終面接の日程は、後日お知らせします」
B教会の二次面接に合格したのです。
ここで、また新たな悩みが生まれました。
今の段階であれば、B教会を辞退することはできます。
しかし、最終面接を受けるという事は、
B教会に行くという意志表示であり、辞退できなくなるのです。
B教会の最終面接の日程が先に決まるのか。
それとも、A教会の面接結果が先に届くのか。
その順番によって、これから仕える教会が決まることになったのです。
長男の心は、A教会に向いていました。
もしB教会の最終面接の連絡が来る前に
A教会から合格をいただければ、B教会を辞退することができます。
でも、もし先にB教会から最終面接の連絡が来たら……。
どうなるんだろう…。
一日一日が、ドキドキです。
そして先々週。
大学院の寮で早天礼拝が終わったあと、
長男は一人残って祈ったそうです。
「主よ。私は自分の思いではなく、あなたの御心に従います。」
「私は、あなたが与えてくださる教会に行きます」
「私は、どちらの教会であっても、あなたに仕えます」
「どちらを下さっても、感謝です! 受け取ります!」
そう祈ったそうです。
そして……。
礼拝堂を出てすぐ…
A教会から連絡が入ったそうです!
「ぜひ、伝道師としてお迎えしたいと思います」
長男が一番望んでいたA教会から、
迎え入れたいという連絡をいただいたのです。
振り返ってみれば、最初は求人すらなく、
応募条件も満たしていないと思っていた教会。
諦めて他の教会を探し、B教会の面接に進み、
二つの教会の間で心が揺れました。
連絡が来る来ないで、主の平安は吹き飛び、
気を揉まれた長男と私。
そして長男は、自分の願いをいったん手放し、
主に委ねると祈った、その直後。
A教会から連絡が来たのです…。
長男は、このタイミングを振り返りながら、
主は自分が「主の与えてくださる教会へ行きます」
「私は主に仕えます」と告白するのを
待っておられたのかもしれない、と感じたそうです。
もちろん、私たちには、
主がどのように導いておられるのか、何が御心なのか…
そのすべてを知ることはできません。
けれども、長男から話を聞きながら、
私も、色々な事を考えさせられました。
一本の連絡あるなしで、私の心はいとも簡単に
平安になったり、不安になったり、感謝したりしてる自分(笑)
結果的に
自分の願いと主の思いが同じだっとしても…
一度、自分の思いを手放し、主に委ねるという過程が、
私たちには必要なのかもしれない…。
始めから「主に委ねます!」と
ドンッと構える信仰が… 自分にはない…💦
長男の経験を通して、
私自身も、主に委ねることの意味を改めて考えさせられました。
自分の願いを握りしめるのではなく、主の御手に委ねる…。
その先に、私たちには思いもよらなかった導きが
用意されているのかもしれません。
これから長男がA教会でどのように仕えていくのか。
そして、将来、どのように導かれていくのか…
自分の思いを手放し、
主に委ねていけるよう、祈って行こうと思いました。
PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)
