自分はどの様な影響を与えているだろうか【詩篇118：24】

これは、主が設けられた日である。この日を楽しみ喜ぼう。

詩篇118：24

韓国にいる長男が今週からアウトリーチ（伝道旅行）に行きます。

「バヌアツ」というオセアニアにある島国です。所属している教会の青年部担当の牧師先生と学生10名の計11名で行きます。

電気がない部族の中に入り、そこでコミュニケーションを取りながら過ごすそうです。

多くの荷物を持っての移動となり、交通の面も良くはないようなので、体力づくりの為、このアウトリーチが決まってから、毎朝、早天礼拝が終わって青年部の牧師先生と一時間のランニングをしてきたようです。

部族は言葉が通じないので、言葉を使わず効果音だけを使用して福音を伝えるパフォーマンス（劇）をしたり、英語の賛美をしたり、英語で証しをして通訳してもらったり・・

またそこに遣わされている宣教師の教会で、教会の修理やペンキ塗りなどの働きをしたりします。

長男が「お祈り課題」を作ったので、「お母さんの知り合いの日本と韓国のクリスチャンに送って祈ってもらって！」と言いました。

そして知り合いのクリスチャンの方にラインで送りました。その中には久しぶりに連絡した人もいました。

そのお祈りのお願いのラインがきっかけで２人の人から電話がありました。

この２人は凄く対照的だったので、考えさせられるきっかけとなりました。

１人は、いつも元気で肯定的な話をする人。

「バヌアツってどこかと思ったよ～　心配だろうけど、長男くんの信仰にプラスになるようにも、守りがあるようにも祈るね！」と言ってくれ、

久しぶりに近況報告をして楽しく時間が過ぎました。

もう１人は、いつも長電話になる友達です。

落ち着いた性格なのですが、常に何か問題があり、苦しい中を通る事が多いのです。彼女は静かに今ある問題に対する思いを話し続けます。

いつも、終わったかな～・・と思っても話は続きます(笑)

私は話す事も聞く事も好きなので、不満を聞いていても負担には感じないし、今、誰かに聞いて欲しいんだろうな！と思うと積極的に聞きたくなります。

電話が終わり、凄く対照的な２人・・と思いました。

２人ともクリスチャンです。信仰を持っています。何が違うんだろう・・と思いました。

１人目の友達は、いつも肯定的で「もう・・本当に感謝しかない」と良く言います。だからと言って彼女の人生に問題が少ないとは思いません。

でもいつも明るく、人に対しても主に対しても積極的なのです。

話をしていて楽しいですし、私も良い影響を受けます。

２人目の友達も、仲の良い友達で良いクリスチャンだと思います。彼女の人生も山あり谷ありです。

しかし「最近どう？」と聞くと、不満が止まりません。静かに長く話すのです。

今まで特に何も思っていなかったのですが、同じ日に２人の友達から電話を貰い、対照的なタイプだったので、何か心に引っ掛かり、何かを考えるタイミングなのかも・・と思いました。

どちらの信仰者が良いか・・ではなく、それを判断したとしてもそれは主がする事であり、２人とも仲の良い友達です。

ただ、話していて楽しいのは前者の友達で、電話を切る時には私まで心が前向きになり「お互い、主の道を歩もう！」という気持ちにさせられます。

会話の中に何度も「もう本当に感謝！」「イエスさまに出会えて本当に良かった！」と彼女は心を込めて言うのです。

そう考えた時に・・・

私は人に、どの様な影響を与えているんだろう・・・

私と話を終えた時に、相手の人は「よし。私も頑張ろう」「主をもっと体験したい」「もっと聖書を読みたい」「もっと主を知りたい！」と感じる事ができているのだろうか。

主は私たちに「世の光」「地の塩」だと言われました。

私たちにこの世を照らし、人々を正しい方向へと導く光となり、世の中に良い影響を与え、その腐敗を防ぎ清める塩のような存在になりなさい・・と。

また主は、私たちに「心配するな」とも言われました。

どうしてそんな事を言われたのでしょうか。

私たちはよく心配をします。まるで習性の様であり、本能の様なものを持ってしまっているように思います。

もし主が「心配するな」ではなく「心配しなさい」と言われてたとしたら、

容易く従う事が出来るように思います。

人間にとって、心配するという事は簡単なことなのかもしません。

心配、不安、文句、責任転換、人を責める・・などは簡単なのです。

しかし反対に「感謝」はどうでしょうか。

「今、このような最悪な状態で感謝できることはない・・」と思ってしまうかもしれません。

不満は容易く口に出来ても、感謝は口ごもりしてしまうかもしれません。

私たちは不満は容易く口に出来ても、残念ながら感謝はそうではないのです。

感謝も訓練だと思いました。

今、置かれた環境に関係なく、感謝でいる事を探す習慣をつける。

今、感じる感情に関係なく、主への感謝を口にする習慣をつける。

繰り返し訓練する事により、習慣へと変わります。

世の光・地の塩としてこの世で生きていけるように・・その第一歩として感謝する事を習慣としたいなと思いました。

今日も、主に感謝することを探しましょう。

初めは見つけにくくても、常に考える事によって容易く見つける事が出来るようになります！！

今日も、主へ感謝を口ずさむ一日となりますように！！

↓長男が参加するアウトリーチの祈りの課題です。

お祈りお願いします。

PS.　今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。（ブログ2023.04.28～）

「主よ。あの土地が私たち（LOVE BIBLE）に与えられますように！」