私が主に満たされる方法【詩篇73：28】

私にとっては、神の近くにいることが、しあわせなのです。私は、神なる主を私の避け所とし、あなたのすべてのみわざを語り告げましょう。
詩篇73：28

クリスチャンの友達に「どうしたら主を近く感じられる？」と時々聞かれます。

どの様な信仰生活を望んでいますか？

どの様なことでも同じかもしれませんが、目標の様なものがないと私たちは、なかなか成長しないです。

これが出来るようになりたい！とか、テストの点を何点あげたい！とか、試験に合格したい！とか。

目標を持つ事によって、意識がそこに集中するからです。

私たちは、日々色んな事が起こります。

ちょっとした会話に、何気に目にしたニュースに、目に付いたツイートに、心が動かされます。

そして、そこから色々な思考が始まります。

凄く刺激や誘惑が多い中に生きているのです。

その様な中で信仰生活をなんとなく持っていたら、意識はその時その時で流されてしまいます。

主を忘れて過ごす時間が長くなるのです。

そして、何か問題が生じ、主を思い出し急いで主を呼びます。

こうなるとお祈りが一方通行になってしまいます・・

そして祈っても答えが分からず、「私は祈っても答えてもらえてない」「私は主に忘れられているかもしれない」「主は本当にいるんだろうか・・」と思ってしまうのです。

例えば、私がある芸能人を好きだとします。私は長年その方の大ファンなのです。毎日、その方の事を考え、メディアにでると欠かさず見て応援します。

私は毎日のように、その方を思い考え、ずっと見ているので親近感があり、その方の一言一言が、どういう意味で話しているのか理解できますし、発する言葉や表情でその人の気持ちを感じる事が出来ます。

もし、私が実際にその方と２人で会えたとします。私はその方について、過去から現在まで凄く知っていますし、大好きなので親近感を感じます。　しかしその方は私と初めて会うので、親近感を感じる前にどのように接していいのか戸惑ってしまうと思います。

私に対しての情報がないからです。私の考え方や性格、価値観、どの様な物が好きなのか、また嫌いなのか、どの様な人格の持ち主なのか、どのような思いで自分を見ていてくれてたのか。どのような所を好きでいてくれてるのか。全く分からないからです。

ここでいう私は主で、芸能人が私たちです。

主は私をずっと見て下さり愛して下さっています。私の過去も現在も未来までご存知です。

しかし、私は主がどういったお方なのか分からないと、コミュニケーションが上手くいかないのです。

主がどういったお方なのか、私は知らないのです。私に対して何を思われ、何を望まれているのか。主がどの様に語りかけてくれるか知らないのです。

主とのコミュニケーションがないまま、問題が生じた時「助けて下さい！　困っています！」と叫んでも、私が、主の声を聞き分ける事ができないかもしれません。

最初に書いた友達の質問「どうしたら主を近く感じられる？」ですが、

私には自分なりの満たされ方があります。

誰かに聞かれた時にはいつも下記の様な答えをしています。

「主とコミュニケーションを持つこと！」です。

自分なりのコミュニケーションの取り方で、恵まれている！と感じる方法を書きます。

★今までの信仰生活を振り返って、早天礼拝を続けている時は凄く恵まれました。一日が満たされて過ごせます。これは、早天礼拝を守っている時「満たされているな～」とも感じますか、それ以上に後で振り返ってみた方が、早天礼拝をしていた時は毎日が満たされていた！と感じるかもしれません。

なかなか日本の教会で早天礼拝をしている所は少ないかもしれません。

１人でも出来ます。私は主との交わりを持つ為に、朝早く起き、賛美と聖書を読み、祈る時間を持つようにしています。

早天は、一日が満たされ平穏を感じる事が出来ます。

★散歩です。20分でも30分でも。賛美を聞きながら、自由に主に語りかけるのです。目に見えるものについて話しても良いですし。祈っていること。悩んでいること。不思議に思っていること。こんな時はどうしたら良いんだろうかと思うことなど。自由に話しかけながら散歩する時間は、本当に恵まれます！！　続けて見て下さい。凄っごく良い時間となります。

散歩の時間なんて取れない・・という時は、私は、出勤時や通学時の駅まで自転車を辞め、歩きに変えその時間を主との交わりの時間にしたり、もしくは、電車の中でスマホを触るのを辞め、賛美を聞きながら主を黙想し語りかける時間としていました。

ぼーっと主と交わる時間を持つ・・・本当に恵まれます！

★次は、これは本当におススメなのですが。記録です！　日記の様なものです。祈りの項目を書くのではなく、祈るように書きます。今悩んでいることや、考えていること、今日、主を感じた出来事、または主を感じれなかった思い、気付いたことなど、何でも良いのですが、主への手紙の様に書くのです。

これは本当におススメです。スマホにメモしても良いですが、できればノートがいいです。

これを書く目的は、主の足跡を探す為です。

私たちは日々沢山の刺激の中、忙しい中、生きています。時間が凄く早く流れているのです。

去年何で悩んでいたか、何を考えていたかなんて覚えていません。悩んでは忘れ、悩んでは忘れ・・です。

自分が去年凄く悩んでいて、凄く祈っていても、自分が忘れてしまったら、主がそれに答えられても、「自分の祈りの答え」として受け取れないのです。　答えを貰っていても答えだと気付かないのです。結局は、「私は答えを貰えない」と思ってしまう事が多いのです。

ノートであれば、何気なくペラペラめくり振り返る事が可能です。スマホは便利ですが、振り返りが難しいです。

時々、ノートをペラペラとめくり、「あーこの時はこんな事悩んでいたな。考えていたな。求めていたな」と振り返るのです。

思いもよらず、「あれ、この時祈っていたこと、もう解決してた・・」とか、過去の出来事が今に影響していたり、繋がる事が多いです。

この時悩んでいた事が、今に生かされているとか、、、色々な事が繋がるのです。