不確かな世界の価値観と基準【出エジプト20：3】

あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。　　　　　　出エジプト20：3

私たちが存在するこの世界は・・・完全ではない。正しさや平和に満たされた世界ではない。

人間はエデンの園から追い出された世界で、私たちは生まれ存在し続けている。

追い出された私たちは、罪が平気な顔で行きかう世界に住んでいる。

誰が見てもそれは罪であり悪である分かるものと、分かりにくい罪や悪が存在する。

罪や悪、誘惑などは仮面を被り、あたかも正しいかのような顔をしていることが多々ある。

私たちが存在するこの世界に「完全」は存在しない。

私たちは、完全がない世界に存在しながら

自分や世の中の価値観や基準に、自分の理想や完全を置いている。

そして、それに向かって沢山の事を追い求めながら生きている。

不確かな価値観や基準に対し、

喜びや満足、幸せ、平安、成功を求め、挫折や失望、悲しみ、裏切りを感じたりする。

神様だけが「完全」である。

揺れ動き、惑わされやすいこの世界で生きて行くには

私たちは完全である主を基準にするべきである。

主の心と目で、この世の中を見れるように

日々主と交わり、自分の存在の中心に主を置くべきである。