イエスキリストの人生【第2コリント8:9】

2021年

あなたがたは、私たちの主イエス・キリストの恵みを知っています。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられました。それは、あなたがたが、キリストの貧しさによって富む者となるためです。

第2コリント8:9

 

主は富んでおられたのに、私たちの為に貧しくなられ、

その貧しさのゆえに私たちが富む者となった。

 

主はどの様に貧しくなられたのだろうか・・・

人間の姿でこの世に生まれたこと。 神の栄光を脱ぎ捨てただけでなく、

暖かな衛生的な部屋で誕生したのではなく、寒く隙間風が吹き寄せる馬小屋。

飼い葉おけで藁に包まれ誕生した。

全能なる神の子が、無力で自分では何もできない赤子の姿でこの世界に来られた。

キリストのこのように小さい者として生まれて下さることにより

私たちは自分の罪を許され、天国への道が開かれた。

私たちの努力や善行で天国へ行くのではなく、

主の方から天国への道を示し天国の扉を開いてくださっている。

 

私たちはクリスマスを迎える際に、「主は私の為に貧しくなられた」という事を

思い出そう。まさしく命を懸けて、みじめな姿になられたイエス様。

本来ならば栄光を受ける方がどの様に亡くなられたか。

 

「人間は生きていたように死んでいく」という言葉があります。

死に際に自分の人生が映し出されるという意味です。

イエス様の死に際・・・嘲笑され唾を吐きかけられるイエス様。

一番酷い十字架刑で亡くなられたのです。

これが本当に「生きていたように死んで行かれた」のであるなら、

イエス様の33年という時間が、どの様な人生だったか少しは感じれるのではないでしょうか?

時々、忙しさから離れ、主の人生を黙想して見て下さい。

主の深い愛に包まれるはずです。

 

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