局面に立たされた時の祈り【ピリピ4:6-7】

2023年

何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。

そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。

ピリピ4:6-7

今日から次男は教会の夏キャンプに2泊3日で行きます。

昨晩遅くに「自分のギターを持って行く事になったので、弦を変えたい」と言い出し、急いで楽器屋さんへ。

閉店ギリギリでなんとか購入。

そして帰路につく中で、次男は明日のキャンプについて話をしました。

「でも・・教会でキャンプについて祈るんだけど、祈りながらこんな祈りで良いのか?! と思ってきて、祈りにくくなった」と言いました。

私「どう祈って祈りにくく感じるの?」

次男「だってお願いばかりしてるから。ワシの祈りってお願い事ばかり・・」(最近、一人称を‟ワシ”とするのがマイブーム)

「今回のキャンプは新しい子を誘うのではなく、今教会にいる子たちの‟殻を破る”ってのが今回の目標。」

「僕の信仰も殻を破れますように。みんなが祝福を受けますように。もっと信じる事が出来ますように。伝道する人となれますように・・」(主の前では‟僕”になる・・)

「こんな事ばかり祈ってるんだよな~ 祈りながら、祈りってこれでいいのか?と思って」

私「もともと祈りって何?」

次男「えー神さまとの会話?」

私「そうだよね~ じゃ賛美は?」

次男「賛美は・・主を崇める、主に栄光を帰すため?」

私「賛美は自分の欲望が出にくい、リズムに乗るし、もともとの歌詞があるから。でも祈りは自由に話を出来るから、自分の頭にあるものがそのまま発する事になるのよね」

「賛美をしてる時って、色々な願いや欲望、悩みや苦しみを忘れる事できるよね? 賛美は、欲望を置いて主に栄光を帰する事が出来る唯一の時間なの。」

「本来は、祈りもそのような時間であるべきじゃないかと思うんだけど・・実際には難しいよね」

「お祈りって、聞かれやすいお祈りとそうでないお祈りがあると思うな~ ちょっと法則というか。こんな祈りをすれば必ず聞かれる!っていうのはないけれど、今まで祈って来て、こんな祈りが主が望まれてるように感じる・・っていう祈り方がある」

次男「えーーそうなん??教えて!」

私「もし、自分に何か問題が生じた。病気になったとか。そうなった時にまず祈るのは、‟主よ助けて下さい。癒して下さい”と言うのが、人間の本能というか本音。」

「でも、多分主が喜ばれる祈りは、そんな人間的に難しく感じる局面に立たされた時、‟どれだけ感謝を探せるか”だと思う」

「こんな時に感謝?感謝することなんてない!と感じる時があるかもしれないけれど、本当は凄くあるのよ。探せてないだけ・・」

「例えば、今、お母さんが病気になったら、、、うーーん。なんて祈るかな・・

今まで健康を与えて下さって感謝します。

今まで健康で守られていたんだと、今、気付けたことを感謝します。

今からは、今までとは違う主との交わりが始まる事を感謝します。

この病を通して主を知れる事を感謝します。

主がこれから私に沢山語って下さろうと呼んで下さった事を感謝します。

今、日常から立ち止まり、主を見上げる時間を与えて下さった事を感謝します。

これから主を体験出来る事を期待し感謝します。

病になっても変わらず主が共に居て下さる事を感謝します。

病が子どもではなく私に与えられている事も感謝します。

病を通して主が私に教えようとする事を私が逃すことなく全て学べる事を感謝します。

特別な主との時間を与えようとして下さっている事に感謝します。

これから主と共に新しい信仰のステージに立てる事を感謝します。

この瞬間から私が主をもっと知り、もっと身近に感じれる事を感謝します。

主が生きておられ、今日も働かれる主であることを、私が感動をもって体験できる事を感謝します。

私が死ぬまでに祈れる時間を与えて下さっている事を感謝します。

イエスさまが十字架に架かる前に長い祈りの時間を持たれました。私も死ぬ前に時間が与えられ、祈って人生を終える事が出来るチャンスを与えられている事に感謝します。

主に賛美を捧げる時間が与えられている事に感謝します。

自分の人生に‟死”があるという事を改めて考える事が出来ることを感謝します。

・・・まだまだ出てくると思う。」

「難しい局面に立たされた時、どれ程主に感謝を捧げるか、感謝を見つけれるか、どれ程感謝を口にできるか・・が大切だと思う。物凄く!」

「感謝が溢れれば、溢れるほど、自分の病気という問題が小さく感じるようになる。大した問題ではなくなってくる。」

「癒されるか、癒されないか・・が、自分の中で問題ではなくなるようになる。」

「祈る前は、病気になって不安に感じたかもしれないけど、感謝の祈りを続ければ、心が喜びに変えられる! これって凄くない? 病気になったと分かったのに、心は、喜びと期待に変わるんだよ!」

「そうなれば、病気というものから解放され勝利したことになる。」

「人間にとって一番の恐れは‟死”なの。死がチラつくから恐れたり不安になったりする。」

「でもね。死に勝利したら、‟あーもし最悪な事が起きたとしても、私は死ぬだけだ”と思えるようになる。」

「もう既に主は死に勝利され、私たちには永遠の命が約束されてる。最悪死ぬだけで、それ以上の事は起こらない。」

「でも、もう死に対しては主が解決して下さっているという事に気付く・・」

「主って凄いな~と改めて思う。人間の一番の不安や心配、恐れの根源は‟死からくる”って知ってるから、先にその根源の問題から解放してくれてるんだから。やっぱり創造主なんだよ。人間を良く知ってる。」

次男「そうか・・・じゃ・・今回のキャンプの‟殻を破る”は、祈りの殻を破ってもらえるように祈ろう~」

「人には、祈れない・・という時がある。でもね。‟そんな時こそ祈れるという選択が出来ますように”って祈って来て。人生は全て選択だから。」

「祈れない・・というのは、祈れないって言う事を選択してるのよ。

人間は一生懸命、主を選択するべきだと思う。

一生懸命、主に付いて行くべき。

自分の感情に任せてたら、全てが面倒で全てが不可能だと思えるから」

次男「より!決まった! じゃ、ワシ、祈りの殻を破ってもらって来る!」と期待して出発しました。

私は、今日から3日間、自宅でとりなしの祈りをします。

今日も暑いですね・・💦

今日も「感謝の祈り」を探し主に祈りを捧げる1日となりますように!

「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」

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