なぜなら、神によって生まれた者はみな、世に勝つからです。私たちの信仰、これこそ、世に打ち勝った勝利です。
Ⅰヨハネ5:4
昨日の「感謝」の続きです。
「主に感謝する」とは、大きく分けて3種類、もしくは3段階あるように思います。
まず1つ目は、良い環境や条件などが与えられ、本能的に感じる「感情からの感謝」。
2つ目は、「自分の意志による感謝」です。
今日は、3つ目です。
どのような事にも、どのような時にも感謝でいる「信仰による感謝」です。
これは凄く難しく、ダニエルのような信仰者です。
ダニエルは、自分を陥れようと、ライオンの洞窟に入れようとする大臣や総督たちに、自分が試されている事を知りながらも、
日頃と変わらず、部屋の窓はエルサレムに向かって開け、日に三度、ひざまずき、神へ祈り、感謝していたのです。
これは単なる「自分の意志」による選択の祈りとは違い、霊的な満たしを持つ人が出来る感謝のように思います。
ダニエルよのような、ダビデやハバクク、パウロのような・・
自分の命の危機が迫っていても、それに心が奪われず迷わず主を選ぶ信仰・・
頑張って主を選ぶのではなく、当然のように主を選ぶ信仰なのです。
自分の命より、主への感謝、主に従う事が大切だという「信仰」を持っていたのです。
今日の御言葉にあるように「世に打ち勝つ信仰」を持っていたのです。
「世」とは、罪、死、悪などに置き換えられると思います。
人間が感じる殆どの問題の根本的な根の部分は「罪」と「死」なのです。
病気になった時、私たちは「死」を感じ、恐れや不安を覚えるのです。
職を失う、貧しくなるという問題も、「これから生きていけなくなる」という「死」からくる恐れを感じるから問題だと感じるのです。
人間関係やいじめの問題は、「寂しい人生になる」という今置かれた場所からの孤独への恐れ。群れから孤立した孤独な人生も、孤独な死をイメージさせるのです。
沢山の罪は、いつか裁かれる・・「死」という恐れがあります。
「死」と「罪」は、人間が感じる問題の根本的原因です。
しかし「信仰」は、この「死」や「罪」という「世」に勝てると聖書は言っているのです。
ダニエルは「死に打ち勝つ信仰」を持っていたのです。
「死に勝利」する信仰を持っていたのです。
ダニエルは、死の力も降伏させる信仰を持っていたのです。
ダニエルは、「信仰」が全ての問題の根本的原因となる「死」に勝利できると知っていたのです。
ダニエルのような信仰は、ある日突然与えられるのではなく、「感謝」から始まるのです。
「感謝する信仰」が「世に勝利」する信仰へと成長させるのです。
今日も、3番目の「信仰による感謝」を持つ者へとなる為に、
まず「自分の意志による感謝」が出来る者へと変えられていく必要があります。
死の陰の谷の中でも神さまを賛美しながら感謝したダニエルたち・・・
感謝が信仰を成長させるのです。
私はまだまだ、2番目を学んでいます・・
今日も、感謝が溢れる一日をお過ごしください!!
「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」