主と共に過ごし歩む②【ローマ13:1-2b】

2023年

人はみな、上に立つ権威に従うべきです。神によらない権威はなく、存在している権威はすべて、神によって立てられたものです。

したがって、権威に逆らっている人は、神の定めにそむいているのです。

ローマ13:1-2b

長男の記録です。

昨日(5/21)に軍隊を除隊したのですが。

除隊する数日前に、長男が居ている軍務地の雰囲気が凄く悪くなったそうです。

その理由は、軍務地の上司が昇級出来なかったからだそうです。

これは昔からある ‟軍隊あるある” だそうです。

このような時、その上司の機嫌が悪くなり軍務中の人への当たりがキツくなるそうです。

まず一番に目を付けられるのが「髪の長さ」だそうで、上司は目に付く人に「長い!切って来い!」と注意するそうです。

軍人は基本的にはスポーツ刈りです。

数日後に除隊を控えている長男を含む同期7名は、少し長めなのです。

この上司の目に入らないよう隠れ気味に過ごしたようですが、バレました。案の定「長すぎる!切って来い!」と言われたそうです。

そして長男は切るべきがどうか悩みました。他の6名は「切る必要はない」「絶対切らない」と言ったそうです。

切れと言われても、明後日のしかも朝8時に除隊です。

長男は教会の信頼できる年上の人に相談しました。「切らなくていいんじゃないかな。まあ祈って決めたら?」と言われたそうです。

そして私に連絡があり、一連の流れを説明し「どうするべき・・?」と。

もし切らない場合、どうなるのかと聞いたら、除隊する時にその上司に会うかもしれないし会わないかもしれない。会った場合「こいつ、言う事きかなかったな」と思われるだけだと言うのです。

「どうしたいの?」と聞くと「切りたくないに決まってる!」との事。

私「じゃ、切らないって決めたの?」

長男「心が引っ掛かる・・だから電話してる。どうするのが良いと思う?」

私「どっちでも良いと思う(笑)」

長男「本当に? それだけ? 他に思う事はない?」

私「うーん・・今与えられている環境の上司に従う事は、主に従う事と似てるとは思う・・」

長男「あ・・ローマ書にあったな・・一旦読んで決める・・」と電話を切りました。

そして少ししてから、また電話があり長男が今日の御言葉を言うのです。

長男「ヨセフも奴隷として売られ、ずっと自分の主人に従順だった。結果的には祝福を受けた・・切ろうかな。髪はまた伸びるし。嫌だけど💦 」と言い、結論を出しました。

そしてまた少ししてから電話が・・

長男「周りのクリスチャンの人も ‟絶対に切る必要ない” と言う。お父さんは何て言ってた?」

私「切らなくていいって言ってた(笑)」

長男「え・・どうしよう💦 一旦決めた事をまた覆すことってある?」

私「それはあるよ。アブラハムがイサクを捧げたのも、主が求めたのは ‟捧げるという心と決断” だけだったから」

長男「え~そんなこと言わないで・・また迷う!」

私「本当にどっちでも良いと思う(笑)  切らなかったら神の子でなくなる訳ではないし、何か罰が与えられる訳でもない。・・・迷う時ってどうやって決めたら良いか知ってる?」

長男「えーー教えて!!」

私「人の声はまやかしになる事が多い。それが親の意見であったとしても。だからお母さんの意見も正解ではない。 凄く迷う時は・・心が引っ掛かる方を選ぶなあ。私なら。」

「今、‟切らない”って事に心に引っ掛かりを覚えるなら・・切ればいいと思う。あなたが言ったように、髪を切るのは嫌かも知れないけど、髪は伸びる。時間が経てば解決する。でも除隊してから ‟あの時、切っておけば良かったな” と思う瞬間が将来くるかもしれない。その時は時間は取り戻せないから」

「でもそんな瞬間が来ない可能性もある。どっちでもいい。どちらを選んでも自由だよ。でもどうして引っ掛かりがあるか考えたらいいんじゃない?」と電話を切りました。

その後、次男にこの一連の話をしました。

「俺だったら絶対切らないわーー! 心の引っ掛かりも感じないと思うー(笑) でもお兄ちゃんは、100%切るだろな~(笑)」と言っていました。

除隊の前日の夕方、「小さな従順を選ぶ事にした。小さな従順が出来ない者は大きな従順も出来ないから(上司に従順というより御言葉に従順という意味)」と、髪を短く切った写メがラインに送られて来ました。

「小さな事に心が引っ掛かりを覚える人と、全く覚えない人がいる。引っ掛かりを覚える人は、その心に従うのが良いと思う。

万一、今回の事が主が切る事を望まれてなかったとしても、自分の中で引っ掛かりを覚え、御言葉に照らし合わせ、自分なりに従った事は、主は記憶して下さると思うよ。

小さい事に心の引っ掛かりを覚えるという心を、主は喜ばれると思うな~」

「でもそれに凄く心をとらわれ過ぎたらダメだと思う。神経質になったら自分で自分を苦しめる事になるから。自然に生活する中で感じる事だけに反応したら良いと思うよ」と返信を送りました。

結局、除隊前日夕方に髪を切り、次の日の朝に除隊するまでの間、「切れ」と言った上司に会うことはなかったそうです。

同僚には「え?切ったの?どうして?」「お前は切ると思ってた」「俺なら切らないな」「切った理由を教えてくれ」・・沢山の反応があったようです。

切った理由を求める同僚には、ローマ13章の御言葉を伝えたそうです。

心をすっきりさせ除隊できたそうです。

これからも心の引っ掛かりに立ち止まり、その引っ掛かりが何処から来るのか祈る事が出来ますように。

またそれに凄く捕らわれる事がありませんように・・

自由の中で選び取る者となりますように・・・

今日も、主に心を向けて過ごす一日をお過ごしください!

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。(ブログ2023.04.28~)

「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」

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