強盗事件・・自分の姿かもしれません【創世記3:13】

2023年

そこで、神である主は女に仰せられた。「あなたは、いったいなんということをしたのか。」女は答えた。「蛇が私を惑わしたのです。それで私は食べたのです。」

創世記3:13

連日、5/8 銀座の時計店で起きた強盗事件の動画をずっと目にします。

初めてこのニュースを目にした時、

白昼の人通りが多いお店の中で、何このマスク? え?ドラマの撮影? 海外の事件?と思いました。

銀座と言う文字を見て「え?外国人?」と・・・

事件を起こした4名は直ぐに逮捕され、日本人の高校生を含む16-19歳。

この日からずっとニュースで取り扱われ、動画がずっと流れています。

全貌はまだ明らかになっていないようですが、「闇バイト」の可能性が高いのではないかと言われています。

メディアの取材で、大学の中でも「おいしいバイトある!一回で〇万円!」と友達に闇バイトを誘われる事が多いという学生がいました。

そのおいしいバイトは、「叩き、受け子、かけ子」だと堂々と言うそうです。

「叩き」とは「強盗」の事で、学生もが知る用語となっているのです。

「闇バイト」は「犯罪」という認識ではなく、「ちょっと危ないけれどおいしいバイト」という認識を持っている若者。

警官に逮捕された時、1人の少年は「痛いです!辞めて下さい!」「苦しい!助けて!」と叫んでいます。

パトカーに追いかけられ、警官が自分の身に迫って来て、初めて事の重大さに気付く・・

でももうその時には、時間を取り戻す事は出来ず、いくら後悔して謝っても無かった事には出来ない・・

昨夜、この事件に居合わせ、お店の扉を何度も閉めていた女性が取材を受けているのを見ました。

少しでも逃げるのに時間がかかればいいという、とっさの思いで扉を閉めていたそうです。

扉の近くに居ながら、中に居る強盗たちは、子どもがはしゃぐように「まだいける!」「後、30秒はいける!」と叫んでいたそうです。

・・この事件、「浅はかな軽い考えで自分の人生を棒にした若者」なのでしょうか・・

これは主の警告のように感じました。

この少年たちの姿・・私たちの姿です。

何が良い事で悪い事か深く考えず、その瞬間楽しければ良い・・という感覚。

ゲームのようにスリルを楽しむ姿。

外には沢山の人が見ていても、何か注目を浴びてるような錯覚。

楽して大金を手に入れたい思い。

自分と同じ事をしている仲間がいる・・と変に安心して止める事が出来ない行動。

周りの人の(闇バイトを指示している大人)、「大丈夫」という「自分に都合の良い言葉」を信じてしまう思い。

そして、パトカーがサイレンを鳴らし自分を追いかけてくる時に、「ヤバい!!」と我に返るのです。

そして一緒に行動をしていた人は自分から離れ去り、ピンチな時に1人となり、警官に追い込まれ捕まえられ、「自分は大変な事をしてしまった?」と気付く姿。

私たちも同じかもしれません。

この世で今を楽しみ・・

「皆がしてる事だし」と、変な安心感を盾に深く考えず

目先の瞬間だけを楽しんで生きているかも・・

子どもがはしゃぐように、テンションが上がる事を好んで・・

この先に何が待っているかという事には蓋をして・・

私たちも、この世を去る瞬間に、もしくはイエスさまの前に立った時に、この世が終わりを告げた時に・・・

この少年たちのように泣いて、事の重大さを認識し後悔するような気がしました。

1人の少年は、逃げ込んだマンションのベランダの塀をつたい、警官に追い詰められ、塀の上に立ち尽くす事しか出来ず、そしてパトカーのサイレンが鳴り響く音を聞くのです。

どうする事も出来ない状態になるのです。

今日の御言葉のように、エバが主に「どうしてあの実を食べたのか」と聞かれた時、「だって蛇が・・」と人のせいに転換してしまう私たちの心。

主は私にこの動画を何度も見せ、警告してるように感じました。

私が初めて動画を目にした時、「撮影?海外?外国人?」という感覚。自分の身の近くに大きな罪が近寄って来ているという警戒感の薄れのように感じました。

自分の周りに、罪や誘惑、主が悲しむような事が沢山近寄って来ている。自分を取り巻こうとしている・・

少年たちの「まだいける!」「まだ30秒いける!」という思い。

「さすがに私はまだ死なない」「まだ死ぬまでに時間は残ってる」と言う思いと同じかも・・

日常の一つ一つをよく考え、周りの常識や、自分に都合の良い「大丈夫」という声に安心せず、主と共に、主を基準として生きて行く・・

もう一度立ち止まって、考えるべき時ではないかと感じました。

今日も、主と共に歩んで下さい。

主と会話をするように心で話しながら一日をお過ごしください!

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。(ブログ2023.04.28~)

「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」

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