そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。
ピリピ4:7
毎日毎日、忙しくないですか?
一日の時間がもう少し長かったら・・一日が24時間で足らないと感じている人は多いのです。
私たちは、同時にいくつもの作業をこなす「マルチタスク」が求められる時代に生きています。
また自らもそれが効率が良く、豊かに生きる為に時間を節約するのです。
会社では同時に複数の作業をすることが普通かもしれません。
テレビをかけながら、ご飯を食べ、片方の手でSNSを確認したり。
私も昼ご飯を作る時、横のコンロで夕飯も作っています。
まだ昼ご飯も食べてないのに、夕飯の準備をするって何かおかしい・・と思いつつ時間を節約したいのです。
韓国にいる長男。
5月に除隊をし、秋から大学に復学します。
除隊するとすぐに、多くの人が「帰って来るのを待っていた!」と会いに来てくれたそうです。
しかしその多くは、「教会のこの仕事を任せたい」「この奉仕をして欲しい」という内容。
自分を待っていたのか、仕事を請け負う人を待っていたのか・・という事が頭を過ぎりながらも日々忙しく過ごしています。
なかなか落ち着いて電話をするのも難しいのです。
韓国は教会が大きく、その分人も多く、教会のプログラムも多いのです。
同時に色々な奉仕をこなすのです。
まさしくマルチタスク状態。
そんな中、青年部担当の牧師先生と青年部10名で、バヌアツという国にアウトリーチ(短期宣教)に行きました。
凄く凄く恵まれたそうです。
祈った結果、福音がまだ一度も届いていない部族がいる村に行く事になったそうで・・
移動手段は「歩く」しかなかったそうです。
1つの部族は山の上にあったようで、多くの荷物を持ち登山をしたそうです。
何時間もかけて歩いては少し休み、歩いては休みを繰り返す中。
周りの景色は「エデンの園ってこんな所じゃないだろうか・・」と思わせるような大自然だったそうです。
歩いても歩いても、景色が一向に変わらず。
段々と「これって前に進んでる?」「同じところを足踏みしてるように感じる」と思ったそうです。
現地にいる宣教師先生は「大丈夫。前進しているから(笑)」と答えられたそうです。
長男は、それを聞いて
「信仰生活もこんな感じかもしれない」と思ったそうです。
自分の信仰は前進しているのだろうか。
毎日特に変わらない事の繰り返し。
日常は、変わる事がない景色の様。
長い長い道のりを沢山の荷物を背負い、抱えながら歩くように、
しなければならない事が山積み・・
それを期限までにこなし準備する事の繰り返し・・
自分の信仰は前進していないように感じる。
でも前進しているのです。
自分がどう感じようと、絶対に前進している。
それを信じ歩き続けるのです。
自分の信仰も、成長していないように感じる時がある。
でも本当は変わらない日々の生活の中で前に進んでいるのです。
前進していると信じ歩んでいく事が大切だと思ったそうです。
色々な思いが湧き出て来ても、自分は主と共に前進する・・
主を信じ一歩一歩前進することが大切。
バヌアツで奉仕しながら伝道しながら、主が長男に驚くほど沢山の事を語りかけて下さったようです。
帰国してまたすぐに日常の奉仕が山積みです。
「あれをして、これもして、ああ・・あれも仕上げないと・・」という状態で、
「もういいよ!(笑) すべてを置いといて大丈夫だから、ちょっと話そう!」と主が祈りに誘って下さるようです。
主との時間を十分に持ち、心が平安に見たされ、しないといけない事から心が解放されるそうです。
状況は変わらなくても、心の解放を受けるって大きいですよね!
長男は昨日から青年部のキャンプに行きました。
参加する側ではなく、準備する側です。
「準備する側だけど、心は参加する側」
恵まれた時間となりますように・・
今日も、主の平安に包まれた一日をお過ごしください!!
「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」