家族の救いって本当に大切・・【Ⅰコリント12:12】

2023年

ですから、ちょうど、からだが一つでも、それに多くの部分があり、からだの部分はたとい多くあっても、その全部が一つのからだであるように、キリストもそれと同様です。

Ⅰコリント12:12

パートで行っている病院で、「フェイスシールドが足らない・・💦」と勤務中に連絡がきました。

今は無くてはならない必須アイテム。

今は、簡単に作る事が出来るキットの様なものがあり、仕事の合間合間に作っていました。

それが病院全体で足らなくなったのです。

急いで看護助手が会議室に集められ「1時間で集中して作って!」と言われました。

一つ作るのに急いでも40秒ぐらいかかります。

全く休みなしに作ったとしたら1時間で一人90個。集められた人は8名。という事は720個です。

・・そんな計算通り出来ません。1時間止まらず作り続けるのは不可能。

しかし結果的には1200個以上作れました。

始めは皆でモクモクと作っていたのですが、途中から流れ作業にしたのです。

作る工程を4つに分けて、2チームにしたのです。

1時間終わって1200個以上ある事が分かり、

「・・流れ作業って、最強!」と。

しかも、1人で作るより、流れ作業の方が楽しかったのです。

一人で全てをしようとするより、協力してチームワークを持ってするのが大きな力を発する!と改めて感じました。

互いに協力し、力を注ぐ方が大きな仕事をすることが出来るのです。

そして今日の御言葉の箇所を思い出しました。

私たちは体の一つ一つの器官であり、体は一つ。

フェイスシールドを作る一つ一つの過程があってこそ完成したように、体にある一つ一つの器官の役割が大切で、その役割があってこそ、1つの体となれるのです。

誰かが、「心」や「歩調」「目標」を合わせない場合、完成しないのです。

聖書を見ると、私たちは1つの体の器官に例えられています。

「神はみこころに従って、からだの中にそれぞれの器官を備えてくださったのです(18節)」とあるように、

私がどの様な役割を担う器官なのかは、主の御心によって決まるのです。

一人一人は「役割を与えられた器官」「役割を担う器官」「必ず必要な器官」「なくてはならない器官」だという事です。

一人一人が、違うものであって良いという事です。

一人一人の性格、特性、趣味、考え、個性・・それで良いという事です。

「フェイスシールドを作ろう!」と集まったように、働きはそれぞれであっても、目的は同じ必要性があるのです。

役割に違いはあっても、同じ方向を見ないといけないのです。

目的が同じ方向でなければいけないのです。

「星の王子様」を書いたサン・テグジュペリの言葉を思い出します。

「愛はお互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである。」

この今日の御言葉の「各器官の働きはそれぞれであっても体は1つ」という個所の話は、「教会の在り方」について例えて良く聞きます。

この聖書の個所、夫婦にも言えている様に思います。

夫婦それぞれ、担う役割が違う。

互いに、得意な事が違います。

気が付く事と気が付かない事も違い、

互いに不足な部分もあり。

心の傷も違います。

心の傷が違うという事は、怒るポイントも違うし、腹を立てるポイントにも違いが出てきます。

口癖も違いますし、考え方、受け止め方も違います。

夫婦も役割が違うのです。

しかし見る方向、向かう方向は同じ必要があるのです。

「家族円満」という課題に対しては、夫婦2人が「家族の目標」としては、まだ持ちやすい様に思います。

しかし、教会に集まるそれぞれの「家族」が一つの器官になれたら・・・

もっと良い働きが出来るように思いました。

そう思ったら、家族の救いって本当に大切です。伴侶だけでなく子どもも・・

自分の伴侶や子どもが救われ、互いに補いながら、自分の家族が教会で一つの器官となる・・・

自分の家族が主と出会い、変えられ、癒され、力を得れば、「家族円満」だけでなく「キリストの体の1つの器官」という、同じ方向性を持てます。

家族の救い・・本当に大切です。

関係が近い分、大変にも感じます。

しかし、一番の隣人として与えられている家族です。

今日は、家族の救いについて思い、祈る一日となりますように!!!

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。(ブログ2023.04.28~)

「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」

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