主は必要な時に勇気を与えられる【創世記14:14-16】

2023年

アブラムは自分の親類の者がとりこになったことを聞き、彼の家で生まれたしもべども三百十八人を召集して、ダンまで追跡した。

夜になって、彼と奴隷たちは、彼らに向かって展開し、彼らを打ち破り、ダマスコの北にあるホバまで彼らを追跡した。

そして、彼はすべての財産を取り戻し、また親類の者ロトとその財産、それにまた、女たちや人々をも取り戻した。

創世記14:14-16

今日の御言葉・・

アブラハムがロトと別の道を歩む事になり、アブラハムはカナンの地に残り、ロトはヨルダン川の低地にあるソドムに移り住みました。

ロトたちはそこでトラブルに巻き込まれました。

ソドムと隣町のゴモラは、エラム国の支配下でした。しかし他の国と同盟を結び反乱を起こしたのです。

結局、ソドム側が敗北し、ロトたち家族は財産を奪われ捕虜になったのです。

アブラハムは南ユダのヘブロンに居ました。ロトたちは北イスラエルの一番北側にあるダンに居たのです。

その事実を知ったアブラハムは、甥のロト家族を助ける為に、長い長い道のりを318名だけ連れ、歩き出向いたのです。

かなりの距離があります。北側の境界線近くまで追いかけたのです。

そして、ロトを連れ去ったエラムの王を追跡し、夜に奇襲攻撃をかけ勝利を収めたのです。

ロトと家族、財産を奪い返し取ったのです。

アブラハム・・かなりの高齢であり、アブラハム側は長旅をした後、戦ったのです。しかも少人数だけで戦ったのです。

とても勇気のある行動です。

アブラハムは、どうしてこのような勇気があったんだろう・・・と思いました。

この後、アブラハムは主がソドムとゴモラの罪深さを見られ、町を滅ぼすとアブラハムに言いました。

それを聞いたアブラハムは「どうか正しい者と悪い者を一緒に殺さないでください」とロトを心配して主に掛け合い、とりなしたのです。

結果的にロト家族は滅びゆくソドムから救出されました。

アブラハム・・ロトと別々の道を歩む前までは、エジプトにいる時は、もう少し弱かったように思います。

サラを自分の妻だと言えず、妹だと言って自分を保身したりしました。アブラハムは主が共にいると信じながらも、弱さもあったのです。

主が星の数ほどの子孫を与えると言われても、サラ以外の方法で子どもを得ました。

・・・エジプトでの経験が、、、主に対する揺るぎない信頼を持てなかった失敗が・・・アブラハムを強くしたのです。

失敗を繰り返し、今までなかった信仰が与えられたのです。

失敗と言う経験が、アブラハムを成長させたのです。

失敗を繰り返し、信仰が磨かれ強さが増したのです。

大切な甥のロトを救う為に必要な勇気が与えられた時に、アブラハムは立ち上がり、行動し、力を発揮する事ができたのです。

アブラハムが強い信仰者だからではなく、主が勇気を与えらえたからです。

今日の御言葉の箇所を読みながら・・

私は、アブラハムのように主に突き動かされ勇気を持ち、行動したことがあるだろうか・・・と考えさせられました。

1つ思い出しました。(アブラハムとは比べ物になりませんが・・💦)

私は、新しく韓国の人と出会うと、高確率で言われる事があります。

「今の時代だったらまだ分かるけれど、20年以上前によく日本人が韓国に留学したよね?」

「すっごく苦労したでしょ・・」

「イジメられたでしょ・・」

言われる度に、「そうだよな~ どうして留学できたんだろう?」と自分でも不思議に思っていました。

あの時、留学を決めた時・・突き動かされたと思います。

今考えると、どうして自分が韓国に留学できたんだろう・・と思うからです。

やっぱり・・・勇気と言うのは、主は必要な時に与えて下さるんだと思いました。

常に勇気に満ち溢れた信仰。揺るがない硬い主への信頼・・・

この様なものを常に持つことが出来れば良いのですが。

主は、必要な時に、必要な勇気を与えて下さるんだと思います。

勇気が与えられた時、ためらわずに従えるように祈ろう・・と思いました。

その時の為に、今から御言葉を心に蓄えて行こうと思いました。

日々の準備も大切です・・・

今日も、主と共に歩み、主に依りそう一日をお過ごしください!

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