すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。
マタイ11:28-30
今日は、次男の信仰の記録です。
昨日の朝、登校前に次男がイライラしていました。
来月10日に高校の入試があります。内部進学なので落ちる事はまずないのですが、試験の点数によって特進クラスと総合クラスに分かれます。
秋ぐらいから、自分の好きな友達と一緒に特進クラスに行きたいと言っていました。
しかし、その友達たちは勉強はあまり好きではないタイプ。次男は数学が好きです。友達に「将来の為に勉強は出来た方が良い!一緒に特進行こう!! 一緒に勉強するから!」と・・
それから、休み時間も放課後も、クラブがない日はその友達の家にいって一緒に勉強していました。
しかし、この一番好きなA君。次男と同じクラスになりたいと思っているし、特進にも行きたいと思っているのですが、なかなか積極的に勉強出来ない様子。
次男が復習として出した範囲をしてきません。学校もよく休みます。
次男は、ここ数ヶ月、何とかやる気を出させる為に声をかけ、どの様にすればやる気になるか私に相談もしていました。
休み時間ごとに、勉強をしている2人を見て、クラス全体が勉強する雰囲気になり、次男は「教えて~」とひっぱりダコに。
朝、学校に行く前に、「なんか、自分だけが一生懸命になってる。AくんもBくんも、同じクラスのみんなも、教えて!って言うのに、本気で勉強する人は1人もいない! これっておかしくない? 一生懸命するなら、僕の時間をもっと使ってでも、みんなで特進目指したらいいと思ってる。でも馬鹿らしくなってきた!!」とイライラ。
夕方になり、次男が帰宅し「ただいま・・」という声に、負のオーラを感じました💦
かばんを背負ったまま、「もう、学校嫌! 行きたくない! 高校も行かない! 行かずに家で勉強して大学行きたい!」と凄い勢いで言うのです。
「友達が一生懸命、勉強してくれないの?」と聞くと、「そう!!!」
次男の長々とした不満を聞きました。今にも泣きそうな顔で不満を吐き出しました。
一通り聞いて私は、「まとめると・・・あなたは友達が凄く好きで、一緒のクラスになって高校生活を送りたい。でもAくんもBくんも勉強して来なかったから、このままでは同じクラスに入れない。
2人ともあなたと同じクラスに行きたがってる。だからあなたが自分の時間を割いて、一緒に勉強をしてるのに。友達は本気で勉強してくれない。あなたが思ってる程、友達はあなたの気持ちをわかってくれていない。
だから寂しいし、悔しいし、イライラするし。どうして自分の気持ちと一緒の気持ちを持ってくれない??という気持ちになっている。
クラスの友達も、教えて教えて!というのに、すべてあなた任せで本気で一緒に勉強しようという友達が一人もいない・・・でも困った時だけ質問攻めにし頼って来るって事?」と聞きました。
「そう!!! その通り!! もう、嫌・・・」と泣きそう・・
「ちょっと待って! この気持ちって、誰かと似てない??」と言うと、、
しばらく黙り、我慢していた涙がボロボロとこぼれました。
「・・・イエスさま」と小さい声で答え、「あぁ・・・イエスさまだ・・・」と沢山泣きました。
私「イエスさまも、きっとあなたが今味わっている同じような気持ちを味わったと思う。イエスさまはみんなの事が好きで、ずっと一緒に居たいと思ってるのに。凄くそれを望んでいるのに、誰も本気でイエスさまの気持ちに応えてくれない。
イエスさまも自分を犠牲にして人間を愛してるのに。みんな「〇〇が欲しい」「こうなりたい」とスッゴク願うのに、直ぐに手に出来無いと、イエスさまと心の距離を置いてしまう。困った時だけイエスさま任せで、本気でイエスさまの思いに応えてくれる人がいない・・」
次男は「・・僕より、イエスさまはもっと辛い・・」と泣きました。
私「あなたが最近、凄く辛い思いをして、悲しく寂しく感じたのは、実は神さまの祝福なんだよ。ちょっと難しいけれど、神さまの祝福って、100%嬉しい!という祝福もあるけれど、悲しく涙がでる祝福もあるの・・(例を例えて話しました)」
私「神さまが、どうしてあなたを祝福して下さったと思う?」と聞いたら、
次男は泣きながら「イエスさまが僕に、、、イエスさまの心を少し見せてくれた・・・イエスさまが自分の痛む心を僕に見せられた・・・イエスさまの痛む心を僕に一緒にこの荷を持って欲しいって言ってると思う・・・」とボロボロ泣きました。
私「まだ中学生で15歳のあなたに、イエスさまがご自分の心を見せられた・・・って凄い祝福だよ」
「うん・・うん・・」と泣いていました。
少し落ち着いてから、私が「クリスチャンって凄くない?? あなたが学校を出て家に着くまで、ストレス100%で怒りと寂しさを我慢して帰って来たでしょ。でも主を感じる事が出来た今の気持ちはどう?」
「あ・・100%苦しさが無くなった訳ではないけど・・かなり楽・・」
私「でもさーA君とか、イエスさまを知らない友達はどう? 苦しみを感じても、それはずっと苦しみのまま変化しないんだよ。 でもクリスチャンは、イエスさまを感じる事が出来たら、苦しみは苦しみのままじゃない。喜びに変わることもある。
だから、イエスさまを知らない人たちってスッゴク生きるのがしんどいの。 だから、みんなにイエスさまを知らせないとね」と話しました。
私「A君や友達が悪いんじゃない。人間が誘惑に弱いからだよ。A君も友達も、あなたのこと好きだと思うよ。一緒のクラスになりたいって思ってると思う。
でも、スマホとかテレビとか、沢山の誘惑に負けてしまってるの。だから、誰々が悪い!!という目で見ないで、人間の弱さ・・って理解した方がいいよね。」と話しました。
数時間後には、スッキリした笑顔に戻り、何か吹っ切れた、ちょっとだけ成長した顔つきになっていました。
昨夜は、次男が主を感じる感謝な一日でした。
イエスさまを信じるって凄いですよね! 感情が爆発していたのに、心の変化が・・・
今日も、主に感謝しながら過ごしたいと思います。
主にあって、良き一日をお過ごしください!