自分には関係がないと思っていませんか【使徒1:8】

2023年
Christian friends joining hand and pray together over bible on wooden table

しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。

使徒1:8

聖書を読んでいて、今日の御言葉が心に留まりました。

そして一つの場面を思い出しました。

韓国の教会に所属している時です。大きな教会でした。

その教会での私の奉仕は、中学生の教師と日本語教室でした。

中学担当の牧師先生の礼拝の後、中学生10人ずつを一つの班にして教師が一人付き、聖書勉強をするのです。中高の教師合わせては60人位いました。

初めて、中学生の担当になり、ドキドキしながら教師になる為のオリエンテーションに出席しました。

そこでの牧師先生の言葉がずっと心に残っています。

「牧会は牧師だけがすることではないです。油の注ぎは、特別な選ばれた凄い人だけが受けるものではないのです。あなた方はこれから1年間、中高の子どもたちの教師として主に選ばれ、奉仕しようとしています。」

「これから1年、受け持った子どもたちの名前を呼びながら、この子どもたちが御言葉で育つように、主に出会う事が出来るように。将来、主に仕える者となるように、本気で祈って下さい。」

「あなたにとって、この10人は主に与えられた羊であり、あなたはこれからこの10人の手をしっかり握り”牧会”をするのです。」

「教師が主に満たされ、子どもたちに時間と愛情を注ぎ、御言葉を伝えるなら、主は働かれます。」

という内容でした。

「油の注ぎは特別な人だけでない」「主が与えらえた10人を、私も牧会するんだ」と言うのが凄く心に響いたのを思い出しました。

そんな事を思い出しながら、、、今もそうだよな~ 主が与えられた羊がいる・・

私たちが今出会う人々、ご近所さんや会社の同僚、同じクラスの友達、同じコミュニティーに属する人・・主から私に与えられた羊・・・と思いました。

会社は、生きて行く為にお金を稼ぐ場所でもありますが、私たちクリスチャンにとって、主が私に与えられた牧会の場かもしれません。

主が与えて下さった場所で、キリスト者として生き、福音を伝えるべき隣人として準備されたのではないでしょうか。

主婦の方は、ご近所さん、お友達、そして何より重要なミッションは、家族です。

家族というコミュニティーが一番大切な牧会だと思います。

家族の救いの為に、一番タイムリーに祈れるのは家族です。

私たちキリスト者は、与えられた仕事をサボらず懸命に取り組み、人々と良好な関係に努めるべきです。

私たちが今置かれている場所(職場、学校、家庭・・)は、偶然ではなく、主によって与えられた場所なのです。

一度も主に対して祈りがなされなかった場所に、私たちが送られたのかもしれません。

一度も主に祈りがなされなかった場所に私たちが入り、祈りを積んでいくのです。

私たちがキリスト者として影響力を発揮しようとするのではなく、影響力は主が起こして下さいます。

今日の御言葉を通し、私たちは「主の証人」として日々過ごし、世の中に遣わされていくべき・・

主の証人は、牧師だけでなく、どこか他の国に使命を貰った宣教師だけでなく、主を信じる全てのキリスト者が当てはまる・・

今まで祈りがされなかった場所を、主の御名によって祝福し、そこに集まる一人一人が主に立ち返れるように、主に願っていくべきだな・・と感じました。

自分の与えられた場所で、主が私に何を望んでいるのか祈る一日にしたいです。

今日も、主が与えて下さった場所に出て行き、祈りを捧げ一日をお過ごしください!!

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