自分の家庭をよく治め、十分な威厳をもって子どもを従わせている人です。
自分自身の家庭を治めることを知らない人が、どうして神の教会の世話をすることができるでしょう―
Ⅰテモテ3:4-5
考えさせられる言葉に言葉に出会いました。
ユダヤ教のあるラビが、臨終の時に残した言葉です。
「私は若かった時、世界を変えようとした。
そして歳を重ねると、その事が余りにも大それた野心だったと気付き、
自分の住んでいる国を変えようとした。
しかし、さらに年をとると、この事も過大な野心だと思うようになり、
自分の住んでいる町を変えようとした。
この事も不可能であると分かった時、
私は自分の家族を変えようとした。
しかし年老いた今、自分自身を変える事から始めるべきだったと分かったのだ。
もし、自分自身から始めていたら、家族、町、いや国までも変える事が出来たかもしれない。
そしてもしかしたら、世界をさえ変える事が出来たかもしれない。」
主は、私たちに大きな偉業をすることを、望んでいないと感じました。
主は、私たちの成功を望まれているのではなく、大きな伝道を望まれているのではなく、
まず、私が、主の前にヘリ下り、主と深い交わりを持つことを望まれているのです。
マザーテレサの言葉を思い出しました。
マザーテレサはカトリック教会の修道女です。インドで貧しい人々のために活動をし、ノーベル平和賞を受賞した立派な方で、数々の名言を残しています。
ある時、マザーテレサは「世界平和のために、私は何をしたらいいでしょうか。」と尋ねられ、このように答えたそうです。
「あなたの家に帰って、あなたの家族を愛してあげてください。」
え? それでいいの? と思いませんか?
世界平和のためにすることが、家族を愛する事なのです。
世界平和を志すならば、まず主が与えられた、目の前の人たちを愛し、幸せな家庭を築くのです。
最初から、大きなことや目立つことを目指す必要など、何もないという事です。
世界中の一人ひとりが家族を愛する行動ができたら、それこそ世界の平和に繋がります。
まず、自分が主との深い交わりを持ち、揺れ動かない関係を築き、次には、家族を大切にする。
目の前にいる1人の人を大切にする・・・これの繰り返しです・・・
このような、私の好きな御言葉もあります。
力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれからわく。 箴言4:23
怒りをおそくする者は勇士にまさり、自分の心を治める者は町を攻め取る者にまさる。(箴言16:32)
今日から、始めましょう!
主との深い交わり!
主と私の関係を深いものにし、主をもっともっと知っていき、体験していくのです!
今日、「世界平和の第一歩の日」となりますように!!