涙とともに種を蒔く者は、喜び叫びながら刈り取ろう。
種入れをかかえ、泣きながら出て行く者は、束をかかえ、喜び叫びながら帰って来る。
詩篇126:5-6
昨日は、日本に大きな衝撃を与えた出来事が起きてしまいました。
安倍元首相が、参院選の街頭演説中に、銃撃されお亡くなりになりました。
まだ67歳です・・・
私もそうですが、多くの人が「日本で銃撃??」「外国の話みたい・・」と思ったのではないでしょうか?
誰もが、演説中の数秒前までも、死が迫っているなんて思いもしなかったはずです。
安倍さんは勿論、演説を聞いている人たちも、SPも警察も。
本当に悲しくなり、怒りもおぼえます。人生が儚くも感じます。
安倍さんの人生はどうだったのでしょうか? 安倍さんが考えるご自分の人生。
安倍さんの周りの人から見る安倍さんの人生。また、主がご覧になった安倍さんの人生。
安倍さんの人生・・・どうだったんだろう・・と考えました。
多分、ご本人が思う事と、国民が思う事、安倍さんの周りの人が思う事、主が思う事は違うと思います。
「死」と言うのは、本当にいつやってくるのか分からないのです。
自分にもいつかやってきます。安倍さんの様に思いもせずなのか、余命〇ヶ月と分かるのか・・
そう考えたら、私の人生はどうなんだろう。自分から見てどうなんだろう。主から見てどんな人生を私は歩めてるんだろうか、考えさせられました。
生前に父親が話をしてくれたことを思い出しました。
父親はカメラが趣味でした。カメラの話になると、凄く楽しそうに話していました。
そしてこんなことを教えてくれました。
「写真は、上手に写す秘訣があるんだよ。被写体が何であれ、何か一つにフォーカスすること。花を撮るとしたら、沢山の花を綺麗に撮ろうとせず、沢山ある花の中から、一つ選んでその花をフォーカスしてとると、凄く綺麗な写真になるんだよ。」
その時「へーそうなんだ~ なるほどね~ 何となくわかる気がする・・」と思っていました。
今日、安倍さんのニュースを聞いて、「自分の人生ってどうなんだろう」という回想をする中、何故か父親のカメラの話を思い出したのです。
「あー--あの話、、、そっか~」と何年も経った今になって、父親を通して主が私に教えたかった事が分かりました。
「一つにフォーカスする事が、綺麗な花を写せる」と言うのは、人生も同じで「一つにフォーカスする人生は、美しく綺麗な人生」なのです。
私たちの人生は、キリストにフォーカスしているでしょうか? 主を信じると告白しながら、色々なものに心奪われたりしていませんか?
キリストにフォーカスする人生・・・
「涙とともに種を蒔く者は、喜び叫びながら刈り取ろう。種入れをかかえ、泣きながら出て行く者は、束をかかえ、喜び叫びながら帰って来る。」と書いてあります。
キリスト者として、私たちは人生で種を蒔かなければなりません。
私たちは「どのような種」を蒔いているでしょうか?
キリストに根差し、良い種を蒔けているでしょうか? 芽が出て来た時に、「思っていたのと違う・・」とガッカリしないでしょうか?
キリスト者として、良い種を蒔く人となりたいです。
時が良くても悪くても、福音の種を蒔く人に。
今日は、どの様な方法で「福音の種」を蒔けばいいのか考える一日としたいです。
皆さま、今日も、主と共に歩み、良き一日をお過ごしください!