あなたの導き手は誰ですか? ~狼少年はどうして四足歩行?~【創世記1:27】

2022年

神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。

創世記1:27

ふと、「昔、狼に育てられた”狼少年”って呼ばれている子どもがいたな・・」と思い出しました。

私が子どものころ聞いた話です。今どうしてるんだろう・・と思い調べてみました。

調べてみるとビックリ・・・

狼少年と呼ばれる子どもが多いのです。狼少女もいます。狼だけでなく、ヒョウや、ダチョウ、サル、犬や、ヤマネコ、ヤギ、チンパンジーなど・・・様々な動物に育てられた子どもが世の中にはいました。

どうして動物に育てられたかと言うと、多くは、実の親が子どもを捨て、動物がその子を育てたケース。また子どもが幼い時に、迷子になって動物に育てられたケースがあります。

そして、凄く心を痛めたのは、親が自分の自宅で、犬や猫たちと同じ部屋に、幼児を閉じ込め、子育てを放棄して、結果的に自宅の犬や猫が幼児を育て、動物と育った子どももいます。

殆どの場合(自宅で犬と育った場合も)、発見され保護された時、言葉を話すことは出来ず、四足歩行で動物の様に生肉を手を使わずに食べるそうです。遠吠えや奇声を発したりしたそうです。

時間をかけ、保護した子どもをケアをしますが、最後まで言葉を話せない子どもが多いようです。話せても数単語とか・・ 食事改善を受けても、焼いたお肉を食べれるようになったりしますが、生肉以外食べれない子どもも多いようです。

そして、ネットで読んだ限りで言うと、全体的に早く亡くなっている印象を受けました。

ちゃんと親元で育っていたなら、親でなくったとしても施設で育っていたなら。

四足歩行を学ばず、二足歩行を学んだろうし、言葉も学べたのではないでしょうか。

人間として生まれたのに、目の前の導き手により、人間の習性を失ってしまったのです。

目の前の導き手により、人生に大きな影響を受けます。生き方に大きな影響をうけます。

私たちはどうでしょうか?

主を導き手として生きているでしょうか?

神の子としての習性を身につける事ができているでしょうか?

日本の多くの人は、主を知らないで、育ち生きています。

生まれた時から主が導き手の中で育った人間(エデンの園でのアダムとエバ)と、現代を生きる私たちはどれ程違うのでしょうか?

主がアダムとエバを創造した時「神のかたちに似せて創造した」と言われています。

これは、どういう意味でしょうか?

外面的な性質だけでなく、言葉を使用する事。表情があり喜怒哀楽があること。

恥を感じることが出来、自然界を支配する能力が与えられている。

内面的な性質もあります。知性・感情・意志・霊性を持っているのです。霊性とは、神を感じる能力の事です。

また自由意志を与えられていましたので、罪を犯す選択・罪を犯さない選択を選ぶことが出来ました。

主が思い込めて想像された私たち。どれぐらいかけ離れているのでしょうか?

狼少年と私たち位? もしくはもっと、私たちの姿はかけ離れてしまっているのでしょうか?

狼少年を保護した時、人々はどうしましたか? コミュニケーションがとれる様、言葉を教えようとしました。ご飯の食べ方、服の着方、お風呂の入り方・・・

人間らしく生きる能力が欠けていると判断した部分を、フォローし教えたのです。

私たちも同じです。私たちは、始め主がアダムを創造した時の姿とかけ離れているのが事実です。

かけ離れてしまっている部分を気付く必要があります。

また、私たちもフォローや教えを受け、学ぶ必要があるのです。

まず、心を落ち着けて祈ってみましょう。

「主よ。私の今の姿と、主が人間を創造された姿とどれほどかけ離れているのでしょうか?」

「私の今の姿が、主を悲しませていないでしょうか? 主よ。あなたが求められた姿に近づきたいです。どうか私に気付きと学びを受けさせてください。」

今日も、主の御声に耳を傾けてみましょう。

主の声は小さいです。心にほかの考えがはいっていると、主の導きは、気付きにくいです。

心を落ち着けて、時間を気にせず、主と共に過ごして下さい。

今日も良き一日となりますように!

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