心の中に2つの焦点を持つ【マタイ6:33-34】

2022年

だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。

だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。

マタイ6:33-34

 

今、自分にとっての希望は何でしょうか?

昇進かもしれないし、仕事の契約、プロジェクトの成功、子どもの進学、子どもの就職、子どもの結婚、孫に会う事、新しい趣味、資格習得、試験合格、貯蓄が溜まっていくこと、念願の自宅購入、欲しかった車を購入、今いる場所で1番になる事、保有している株が上がる事、病気が治る事、旅行、欲しかった服やカバン・・・

 

人それぞれ、沢山の希望がありますよね。

希望とは、「こうなればよい、なってほしいと願うことであり、望みどおりになるだろうという良い見通しがある」ことです。

一つの希望が実際に叶い、手に入れば、また次の希望を持ちます。つまり私たちが持つ希望は「一時的な希望」であり「不変的な希望」ではないのです。

もちろん、一時的であっても希望を持って生きる事は重要です。

 

クリスチャンにとっての希望は何ですか? 私たちには不変的な希望が2つあります。

1つ目は、「神の御国」です。(聖書には「天の御国」とも表現されます。マタイだけがこの表現を用いており、同じ意味です。)

私たちの人生が平坦であっても険しい道のりであっても、私たちのゴールは「神の御国」なのです。私たちは主に与えられた時間をこの地上で豊かに過ごし、しっかりとゴールをしなくてはならないのです。

どんな人生であったとしても、今歩んでいる道が平坦ではなくても、今私たち歩いている道の先には神の御国へと通ずる道なのです。 ゴールを目指して日々歩むのです。

 

2つ目は、日々、主と歩むと言う事です。毎日、「今日も主と共に1日を歩みます」という事を選択するのです。

私たちは日々、しなければならないことが沢山あります。私たちの日常生活には沢山の誘惑があります。

私たちの思いや常識だと思っていることが、主の御心に沿っているとは限りません。 だから、瞬間瞬間、主に祈りながら一歩つづ歩むのです。 主が準備して下さった道を主と共に、主のペースで日々歩むのです。 主と交わりながら。

 

日々、主と共に歩み交わること。今歩んでいる道は神の御国に繋がっているという事。
心の中にこの2つの希望の焦点を持つ必要があります。
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