チャンスは今しかないのです【イザヤ55:6】

2024年

主を求めよ。お会いできる間に、近くおられるうちに、呼び求めよ。

イザヤ55:6

昨日はGW最終日。私は仕事でした。

年末年始やGWなどの連休は、患者さんの数がグッと減ります。

緊急性がない場合、自宅に戻ったり、施設に帰ったりします。

いつもに比べて落ち着いた病棟。

偶然、別病棟で夜勤をしている同僚と休憩時間で一緒になりました。

普段から同僚たちは、時々口にする話題があります。

「病院で働くようになって、自分の最期はどのような姿なのか気になる」という話です。

せん妄や痴呆にかかった人と話す事が多いからです。

そして昨日は仕事が落ち着いていたからか、

同僚が自分の話を始めました。

5年程前にご主人を病気で亡くされたという話。

平均寿命で考えたら、随分早くに亡くなられたので、ビックリしました。

そしてご主人の晩年は、薬の影響でせん妄だったので、大変だったという話。

そしてこんな話をされました。

ご主人は生前、歌が凄く好きで、若い頃、歌手を目指していた時期もあったようです。

せん妄になって、会話が余り成りたたず、急に興奮したり、同じ話を何度もしたり、判断力も落ち、反応も鈍くなったそうです。

しかし、昔から良く歌っていた歌の曲をかけると、

人が変わったかのように、

病気をする前の元気な姿で、力強く歌われたそうです。

全く、せん妄だと感じさせない位に。

しかし、殆どの場合、少し時間が経つと、自分が歌った事さえ覚えていません。

でも、以前の元気だった姿を一瞬でも見れ、幸せを感じたと話していました。

昨日のブログにも同じような事を書きましたが、

やっぱり、自分の中に何があるか…が大切なんだと思います。

自分の中を何で一杯にするか。

自分の身体に何を浸み込ませるか。

病院では、

自分が今、病院で入院中だと分かっていない方たち。

今まで見た人たちの姿は…

「わーこの方、良い年の重ね方だな…」と感じた事は、残念ながらあまりありません。

夜中に、病院のパジャマのままベッドを離れ、どこかに行こうとするので

どこに行くのかと、声をかけると、

「ちょっと飲みに行ってくる!」と答えたり。

「ちょっと暇だからパチンコでも行って来る」と答えられたり。(本気でそう思っているのです)

ずっとスマホを探し、(多分、理解できてないだろうけれど)色々な事を検索したりしようとする。

かなりの高齢で、お仕事を引退されていても「重要な会議がある。ワシがいないとダメな会議」だと言われどこかに行こうとする。

自分で思うように動けない方たちも。

不満や自分の人生の不運を終わりなく話をされます。

何度も何度も…。

そんな姿を見ながら、

多くの人が、自分の人生に満足はおろか、

悲しみと苦しみを思いを持って生きているんだろう…

そんな思いを心に一杯詰め、この世を去るなんて…

悲しすぎます。

「死」は「絶望」や「虚しさ」なのです。

せん妄でない方も、

「自分の人生はなんだったんだろう」と口にされる方も多いです。

…もし私が、癌の特効薬を知っていたら、

1人でも多くの人に、積極的に伝えると思います。

良く知らない人であっても、声をかけ伝えます。

どうすれば、信頼性のある伝え方を出来るだろうか。

どうすれば、より多くの人に伝えれる事が出来るだろうか。

沢山、考え、伝える事に時間を使い努力すると思います。

なぜなら、絶対に治す事が出来る特効薬だからです。

主だけが、私たちの罪を赦せる唯一の方です。

また私たちは死後に審判があるのです。

主を信じる者は、永遠の命を得て、神の御国で住むのです。

これは絶対なる事実でありながら、

どうして私は、「どうすれば福音が広がるだろう」と思い悩まないのだろうか。

主を知らずにこの世を去る人々に、どうしてもっと必死に主を伝えないのだろうか。

自分の信仰の在り方、

自分の中にどれ程、主を置いて生きているだろう…

私はこのまま、何となく信仰を持っていてはいけない…

チャンスは今しかないのです。

信仰を持つ事も。

伝える事も…

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)

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