私たちの神よ。あなたは彼らをさばいてくださらないのですか。私たちに立ち向かって来たこのおびただしい大軍に当たる力は、私たちにはありません。私たちとしては、どうすればよいかわかりません。ただ、あなたに私たちの目を注ぐのみです。
Ⅱ歴代誌20:12
私は良く思い出す聖書の箇所があります。
ユダの王さま、ヨシャパテ王の話です。
北イスラエルには19の王がいました。そして善王は一人もいなかったのです。
南ユダは20人の王がおり、善王が8人いたとされています。
その中でも最も神を求めた偉大な王、
神に忠実な王とされています。
この第4代のヨシャパテ王は、大きな失敗を三度していますが、
私たちが学ぶべき信仰の持ち主だと思います。
ある時、ヨシャパテが王の時に、アモン人とモアブ人が領土を奪おうと攻めて来たのです。
迫り来る敵は「おびただしい大軍」だと記録されています。
思ってもいない出来事に、面食らってしまう状態です。
対処しようがない状況に追い込まれたのです。
この時、ヨシャパテ王はどうしたでしょうか。
恐れを感じたのです。
そして直ぐに「ただひたすら主に求めた」のです。
そして「ユダ全国に断食を布告した」と記録されています。
ユダの人々は集まり、主に助けを求めたのです。
目の前に迫って来る、
自分の力でどうする事もできない無理難題に対して、
ヨシャパテはユダの民を集め、
「私たちとしては、どうすればよいかわかりません。ただ、あなたに私たちの目を注ぐのみです」
と、会衆の前で神に祈ったのです。
自分の目線を、迫って来る問題ではなく神に変えたのです。
主は、ヨシャパテと民の祈りを聞かれ
「この戦いではあなたがたが戦うのではない。しっかり立って動かずにいよ。あなたがたとともにいる主の救いを見よ。ユダおよびエルサレムよ。恐れてはならない。気落ちしてはならない。あす、彼らに向かって出陣せよ。主はあなたがたとともにいる」
これを聞いたヨシャパテは、地にひれ伏し民と共に主を礼拝したのです。
そして次の日、敵に向かって出陣した軍の先頭は
聖歌隊だったのです。
賛美をしながら敵に向かったのです。
ユダの軍が敵の軍に近付いた時には、敵軍には生き残った者が1人もいなかったのです。
…主は私たちと違う戦い方をされるのです。
私たちにも、自分には絶対不可能な問題が降りかかる事があります。
どうする事もできない問題…
ヨシャパテから学ぶ事は、
まず、自分の目線を変えること!
問題を凝視するのではなく、
自分の目線を主に向ける。
そして祈り礼拝をするのです。
私たちは、自分のリーダーの救いについて祈っていく必要があります。
リーダーは問題の舵取りをするからです。
国のリーダーたち。学校のリーダー。会社のリーダー。自分が所属するリーダーの上に。
また、自分がリーダーでなくても、
自分が属しているコミュニティで唯一なるキリスト者として
とりなして行ける信仰を持つべきです。
まず、目線を主に向ける。
祈り礼拝するのです。
戦争で、軍隊の先頭に聖歌隊を配置し、賛美しながら敵陣に入るなんて…
私たちの想像から飛び出した戦い方です。
戦われるのは主だから。
私たちの問題を解決するのも主なのです。
主の方法で臨むことが出来ますように…!!
PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)