また、私たちがあなたがたを愛しているように、あなたがたの互いの間の愛を、またすべての人に対する愛を増させ、満ちあふれさせてくださいますように。
また、あなたがたの心を強め、私たちの主イエスがご自分のすべての聖徒とともに再び来られるとき、私たちの父なる神の御前で、聖く、責められるところのない者としてくださいますように。Ⅰテサロニケ3:12-13
先日、子どもが通っている学校のPTA会議があり、学校へ行きました。
そして久しぶりに色々な保護者と会いました。
いつも誰かに聞かれる事があります。
「次男くんさ、数学どのように勉強させたか教えて欲しい」と…
次男は他の科目に比べて数学が好きなのです。
しかし、多くの中高生にとって数学は頭を悩ます科目。
良く聞かれるので、次男に何度か聞きました。
私「あなたはどうして数学が好きになったと思う?」
次男「んーー分からない」と答えていました。
塾に行ってる訳でもなく、何か参考書を買ってあげた訳でもなく、
かと言って家で勉強する姿は殆ど見受けられないのです。
夫に関しては「長男も次男も、家で勉強する姿を見た事がない」と言っています。
私「いつから数学が楽しいと感じたの?」
次男「んーー中3の二学期終わり位?… そう思ったら、友達一緒に勉強するようになってから教えるのが楽しいと思ったかも!」
中3の二学期になって、同級生が内部の高校入試を意識しだした時に、
好きな友達と同じクラスになりたいと思い、一緒に勉強をし始めたのがきっかけのようです。
友達のタイプによって丁寧に優しく説明したり、ある友達にはスパルタで説明したり、説明する時の例話を変えたり…
どうしたらこの子が一番理解しやすいんだろう…と考えて教えるのが楽しいようです。
今は、数学を勉強したい中高生が質問できるように、放課後は図書室でスタンバっているそうです。
そして今、次男には
「人に教えることによって、自分が勉強できている」とハッキリ認識しています。
人に仕える事は、自分に何倍もプラスとなっているという実感があるのです。
そうと気付いてから、次男は教会で中学生にギターを教え始めました。
次男がギターが上手な訳ではないのです。
ハッキリ言って、人に教えれるレベルではありません。
一緒に教会で賛美をしたい人、やってみたいと思っている人に「自分もまだまだなんだけど…(笑)」と言いつつ
後輩の為にも、また自分の成長の為にも時間を使うと決めたようです。
そんな姿を見ながら、
「信仰も同じ」だと話をしました。
信仰は長く信仰生活を送ったから、信仰が成長する訳ではない。
信仰生活〇十年だとしても、熱い信仰があるかどうかは別の話で、
信仰歴が短くても、良い信仰者もいる。
年数に比例しない…
どうしたら、信仰が成長するんだろう。
人に教える事が大切だと思います。
人に教えるとは、伝道するという意味でもありますし、
CS(教会学校)や中高生の教師として奉仕するのは、本当に恵まれます。
人に教えるなんて…💦💦
私には無理… まだまだ知識がないのに、何も教える事がない…
と感じる方が多いと思います。
しかし、これは本当に…
教える事により、自分が成長するのです!
自分に聖書の知識が出来てから…と思う気持ちも良く分かります。
質問されても何にも答えれない…と言う不安もあると思います。
しかし… 「私に、聖書の知識が出来てから…」という理由で、教えるという奉仕が難しく感じるのであれば、
多分… きっと…
永遠に教会で教えるという奉仕は出来ないと思います。
知識は、教えながらついて行くものだからです。
教える為に、まず自分が聖書を読み、祈る事によって、自分の信仰が成長するのです。
教師の奉仕は、自分が偉くなるという意味ではなく、
学ぶ子どもたちを愛し、関心を注ぎ、育てていく存在なのです。
教師の奉仕は、知識だけでなく、自分の信仰の確信を何度も経験する事になります。
「自分の信仰さえ揺れているのに… 人に教えるなんて」と思う人も居ると思います。
それでも、教えることをお勧めします。
もともと、信仰は揺れ動くものだと思います。
揺れ動いた事なんてない!と言う人はいないのではないでしょうか。
自分の信仰を成長させたい…!!と思っておられる方は、是非是非!
教会で教師と言う奉仕を選んでください!
不安であるなら、誰かを誘ってするのも良いと思います。
絶対に恵まれます!
また、もっとハードルを下げるとしたら、
「積極的に交わりを持つ」という事も良いと思います!
話した事のない同じ教会の人に声をかけて見る。
新しく教会に導かれた方には、積極的に声をかけ、気にかける。
教会以外の場所で会ったり、食事をしたりしながら、信仰について分かち合う。というのも
凄く良いと思います。
3月に入り、春からの新しい奉仕者を決める時期。
思い切ってチャンレジしてみてください!
きっと恵まれます!!
「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」