私たちは、知ろう。主を知ることを切に追い求めよう。主は暁の光のように、確かに現れ、大雨のように、私たちのところに来、後の雨のように、地を潤される。
ホセア6:3
「萌木の国」という本を手にしました。
「萌木」とは、切っても切っても若芽の萌え出す木。若葉が出はじめる木。の事を意味します。
この本の著者であり写真家の今森光彦さんは、
雑木林をテーマにさまざまな角度で撮影されているそうです。
雑木林の中で長い時間を過ごし、
木々の成長を見届けながら、自分もその命の輪の中に入る事を望み、滋賀県のマキノ町という琵琶湖にほど近い雑木林の購入に至ったそうです。
人の心が、外見だけでは理解できないように、雑木林も、内面を見ていかないと理解できない空間であり、雑木林は新しい宇宙と書かれていました。
どうして、雑木林に魅了されたのか。
それは「驚き」という体験をされたからだそうです。
ある夏に、このマキノ町の雑木林に訪れた時、驚くものを目にしたのです。
雑木林の中でクヌギの木が目に入りました。
その木には、大きな穴がポッカリと空いていたそうです。
その穴から一晩で1200匹ものカブトムシに遭遇し、捕獲したという体験をされたそうです。
この雑木林での経験が、著者の雑木林に対する情熱の原点となったそうです。
写真と昆虫行動学を独学で学んだ著者にとって、忘れられない体験をされたのです。
著者の心を鷲掴みした「驚きの経験」が、さらなる「疑問や問い」となり、もっと知りたい!という「研究心」へと駆り立てられたのです。
研究心が、今まで知らなかった「発見」をするのです。
…1つの経験が、1つの驚きが、人にとって大きな原動力になります。
そして目が開かれたように、今まで考えもしなかった「問い」が生じるのです。
そして、少しづつ答えを知り、答えを通してまた問いが生じ…を繰り返していき、
その分野について、私たちが住むこの世界について、人間が作りだしたものではない自然という世界について、「発見」をしていくのです。
私たちクリスチャンも、経験、驚きが必要だと思いました。
何となく習慣で聖書を読むのを辞め、
「主よ。今日、私は聖書から、あなたについて知りたいです。主は、私の想像を超えた素晴らしい主であるという驚く体験をしたいです。」と祈り、
主との交わりを持ちたいです。
自分が知らなかった主の姿に「驚き」、
主に対して色々な「疑問、問い」を持ちたい。
そして、もっと「主を知ろうとする心」が与えられたい。
ほんの一部しか知らない主を、私はもっと知りたいのです。
主がどういうお方であるのか、私はもっともっと知っていきたい。
そして、主ともっと関わっていく人生を歩みたい…
今日は、これを求めて祈って行こうと思いました!
「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」