絶対に難しいと思う家族の救い【使徒16：31】

主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます

使徒16：31

今年の３月下旬～４月上旬に、久しぶりに韓国に行きました。

滞在中の初めの主日に、家族で教会へ行きました。

礼拝堂に入り座った瞬間… 自分の感情とは別に、勝手に涙が流れました。

何となく主が「待ってたよ・・」と言われた感じがしました。

そして礼拝前からずっと賛美が続いています。

涙と共に「祈って動かせない山はない・・」という思いが沸き上がりました。

「あーーー　神さま。本当に感謝します。あなたが私の神さまであることを感謝します」と祈りました。

すると心にこんな言葉が響きました。

「あなたが心の中で、これは絶対に無理だと思っている事は何だ？ それを私に祈り求めなさい！」と言われたのです。

私は直ぐさま「神さま、ごめんなさい。私は心の中で、これは絶対に（祈っても）無理だと思っている事がいっぱいあります…」

また声が響きました。

「絶対に無理かどうか祈ってみなさい」

この会話が…ずっと心に残っています。

私たちは、心のどこかで「さすがにこれは祈っても無理」だと諦めに似た思いを持ってしまっていることがあると思います。

私にとって絶対に無理だと思っている事は何だと思いますか？

私は実家近くの神社について祈っています。

日本で有名な大きな神社です。

私は、この神社…　無理だとは思っていないのです。

長く多くの祈りを積む必要があるとは思いますが…

私が生きている間に成就せず、子どもの時代、孫の時代に祈りがきかれるかもしれませんが…

これは成して下さると信じています。

何となく… うまく説明は出来ませんが、成就するんだという確信の様な、安心感の様なものがあります。

これは必ず成して下さる事柄だから、私が祈って主の道を整える（といっては偉そうですが…）

主の御業が成されるように祈って行けば大丈夫！という思いがあります。

ある人は「祈りが無謀すぎる」「辞めた方が良いと思い」と言われます。

祈る事によって、私に反対の勢力が動くのを案じての言葉だと思います。

人が見て無謀だと思えるこの神社に対しての願いは、主が成して下さると思っているのに、私はどんなことに「無理だ」と思ってしまっているのでしょう…

２人の兄の家族の救いと、夫の性格です。

家族の救いは、誰もが難しく感じると思います。

私は自分の結婚について後悔していませんし、夫で良かったとも思っています。

私から見て「夫の性格のこの部分…💦」と感じてしまう、自分とは合わない部分です。

自分で客観的に見ても変な話です。

無謀だと言われる大きな祈りについては可能性を感じ、安心感さえあるのです。

しかし、身内に対しては… 難しいと感じてしまう。

もしかしたら、多くの人に共感してもらえるかもしれません。

韓国から帰ってからずっと「自分絶対に無理だと思っている事を祈る」が頭から離れずにいました。

そして、先日ある姉妹からこんな証を聞きました。

彼女は家族で1人クリスチャンで、よく人にイエスさまの事を話をする人です。

人に話（伝道）をする時に、「あーこの人、救われるだろうな～」と感じるそうです。

主が「救いを準備されている」と感じる相手だから、自然と相手にアプローチ出来るそうです。

そしてある時、祈りの中で

「あなたはどうして自分の両親の救いを信じないのか？」と語られたそうです。

ドキッとして、本当にそうだ…と気付いたそうです。

両親にも主について、聖書について、沢山話をしていたそうです。

しかし… 両親には、絶対に、絶対に、救われて欲しいから、どことなく、頑張ってしまっていたという事に気付いたそうです。

自分で何とかしようと頑張り… 肩に力が入り、焦っていた…と。

その様な思いが自分にあるとは思ってもせず、無意識だったけど、

主に指摘され気付いたそうです。

そう示されてから、ガンガンと聖書の話をするのを辞めたそうです。

するとある日、母親が彼女にこんな話をしてきたそうです。

両親２人が、自分たちが死んだ時の「戒名」について話しをしたそうです。

そして、問題は ‟いくら払うか” によって、良い名前、普通の名前が貰えるという事に、

凄く違和感を感じたそうです。

そして、両親は二人で、「よくよく考えたら…

法事などでお坊さんにお経をあげてもらうのも、同じお坊さんでも、〇〇さんの所は香典を沢山渡すからか、いつもお経が長く、またその後のお坊さんからの話も長い。

でも△△さんの家は、香典を余りしないからか、お坊さんは直ぐに帰るし話も殆どしない…」

とお父さんと、なんか変じゃないか？という話を夫婦で話した、とお母さんさんから聞いたそうです。

それから数ヶ月して、実家に帰ったら大量にあった仏教関係の本が無くなっていたそうです。

どうしたのかと聞いたら、お父さんが処分した・・と。

お寺とも距離を取り、教会に行ってみようかと思ってる…と話してくれたそうです。

彼女は主に「自分の両親の救いを信じないのか？」と示されてから、

両親は救われて欲しい！！という焦った思いで伝えるのを辞め、

自分で何とか救いに導こうとしていた事を悔い改め、

両親に伝道をやめ、主に委ねたそうです。

強制されて、娘に言われて、仕方なしに… ではなく、自然とご両親の心が動かされたのです。

主が働かれたのです。

そして彼女はこの事を通して、１つ大切な事に気付いたと言っていました。

私は誰よりも両親の救いを願い、両親を大切に思っていたけれど…

誰よりも両親の救いを願い、愛して下さっているのは私ではなく主である… という事に気付いた。

と言っていました。

私たちは、家族や近い人に対して難しく感じてしまいます。

彼女の証を聞いて、

近い人に対しては一層、「自分」が「何とかしないと！」という思いが働くんだと感じました。

主に委ねる…

これが一番…

私が家族を思う以上に、主が愛してくれている…

主に感謝を感じる証でした！！

感謝！！