今日、主の恵みを感じましたか?【マタイ10:16】

2023年

いいですか。わたしが、あなたがたを遣わすのは、狼の中に羊を送り出すようなものです。ですから、蛇のようにさとく、鳩のようにすなおでありなさい。

マタイ10:16

救われた時の事を思い出しました。

今までに感じた事がない、内からの喜びが溢れ出てくる経験をしました。

多分、多くの方が主を信じると告白をした時、そのような思いを経験していると思います。

主と出会い、慰め、安らぎ、希望、主の愛に触れ、経験した事がない喜びに満たされました。

しかし、今はどうでしょうか。

その時感じた思いを、持ち続ける事は出来ているでしょうか。

私たちと共に、恵み深く愛に満ちた主が、共に居られるはずなのに・・・

人生の中で何をやってもうまくいかないと感じる時があります。

何をしても扉が閉じられているように感じる日が続くと、

日々心が貧しくなっていき、心に余裕がなくなり、疲れ果て、

「祝福して下さる神は本当にいるのか・・」

どことなく「神さま・・約束が違うのではないでしょうか」と言いたくなります。

主に出会い、この様な状況から抜け出せたと思っていたのに・・

主は共に居ると約束されながらも・・神の不在を感じるのです。

何となく、どことなく、

主を信じる人生は、今までの苦労の連続な人生ではなく・・

主の愛に満たされた人生が続くと思ってしまいます。

でも、よく考えて下さい。

私たちは、主のもとに帰り、神の子とされました。

しかし私たちは変わらず、この世で生きて行くのです。

この世は、主とは真逆な情報や常識、価値観で動いているのです。

今までは私たちも、この波に乗って流されながらも、頑張って生きて来たのです。

しかし、私たちはキリスト者となった今、この流れに乗って生きていく事を辞めたのです。

という事は、この世の流れに逆らって、歩む事になるのです。

今までこの世で共有していた価値観、評価、などの基準とは違う観点で生きて行くのです。

私のイメージですが・・

今までは水の流れに従って、または自分の意志でなくても流れてくる水に背中を押されて進んでいたのです。

しかし、私たちキリスト者は、この流れとは逆、または違う方向に向かって歩んでいるのです。

水に流されて歩んでいた時より、自分の足元に負荷がかかります。

流れてくる水が凄く浅く、大した負荷を感じず、スイスイと前進できる時もあると思いますが、

水かさが増えて、胸のあたりまで水に浸かり、前進できない事もあると思います。

体力が奪われ、心底疲れ果てる事もあると思います。

何か物陰に隠れ、前から流れてくる水の勢いから身を避けて休憩することも・・・

キリスト者として生きるとは、楽な事ではないのです。

葛藤があるのです。

反対に何の葛藤もないというのは・・どうなんだろう・・と思います。

水の流れに反して生きて行く為に、体力が必要なのです。

足腰を鍛える必要があります。

私たちに必要な体力は、御言葉であり、祈りであり、賛美なのです。

毎日のデボーションを通して、霊的な体力をつけるべきなのです。

今日の御言葉にも「あなたがたを遣わすのは、狼の中に羊を送り出すようなもの」とあります。

主の知恵を持って歩む必要があるのです。

気合だけではダメなのです。

私たちは、鍛え続けるのです。

昔、大きな恵みを経験したものが、今の信仰生活に励みになります。

しかしそれだけでは不十分なのです。

今、現在も主の恵みを感じれるようにする必要があるのです。

過去と現在の経験を重ねていく事によって、

これからも絶対に主が共に居て出さる!!という確信になるのです。

今日も・・主の恵みを重ねましょう!

「昔も主は私と共に居られ、今も共に居られる。

そしてこれからも主は私を導いて下さる神さまである」という

確信をもって生きて行きましょう!!

「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」

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