定着した思考パターンは主を不在にする【Ⅰペテロ5:7】

2022年

あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。

Ⅰペテロ5:7

 

私たちは直ぐに不安になります。

小さな子どもでも、人生を長く経験した年配者であっても、不安からなかなか解放されないです。

どうして不安になるのでしょうか?

 

私たちが、自分で計画を立てすぎるからだと思います。

あれやこれやと先走って色んな事を想像し、それに対処する方法を予め予測し、準備しようとするからだと思います。一言で言うと「先回りし過ぎ」なのかもしれません。

今日を生きずに、今日を飛び越えて生きているからです。

私たちはこの世で生きてきた経験もありますし、先々に対して準備し対処しようとします。それは「生活の知恵」でもあり「生きて行く方法」でもあります。

しかし、これが罠でもあります。先回りし、予測し対処するというパターンは、私たちにとっては余りにも定着した思考となっています。身に染みついているパターンなのです。

ですから、その思考パターンには、主が不在となるのです。主を抜きにして、自動化されたように対処してしまうのです。

「この思考パターンは、私たちと主を遠ざけるものとなっている」という事を記憶する必要があります。

 

聖書には「思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい」と書いてあります。

わざわざ「いっさい」と書いてあります。「一つも残さず全部」ですよね・・・

「全く心配しなくていい!」ってことです。

 

主が共に居て下さり導いて下さるので心配せず安心しなさいという事です。

主が今日も共に居て下さるので、主を信頼しなさいという事です。

定着した思考パターンは、かなり意識をしないと辞める事ができません・・・

不安になる度に、どうして不安になったのか。何が不安にさせたのか。考えるタイミングだと思って下さい。

私は、自分の心が動いた時(嬉しい、悲しい、寂しい、辛い、不安など)、どうして自分の心が今動いたのか、何が原因で動いたのか、深く考えるようにしています。

どこからその感情が来たのか。その感情の始まりに、主は存在していたのか。

みなさんも、自分の心が動いた時、主を考えるチャンスだと思ってください!

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