責任を伴う大きな力が与えれている【ヤコブ1:19】

2022年

愛する兄弟たち。あなたがたはそのことを知っているのです。しかし、だれでも、聞くには早く、語るにはおそく、怒るにはおそいようにしなさい。

ヤコブ1:19

 

言葉って凄く力がありますよね!

言葉は、人の命を救うほど、人を慰め勇気を与える事もできますし、人を自殺に追い込むほど人を傷つけることも出来ます。

一日に沢山の言葉を発しています。

多くの人は、人を傷つけようとする言葉を、口にしないように気を付けていると思います。

でも、もし、一日に自分の口から出た言葉が全て文字として記され、一日の終わりに読んでみたら・・・どうでしょう。 人を大きく傷つける言葉が口からを発していなかったとしても、多分改善するべき所が沢山見つかるような気がしませんか?

 

言葉に対しての御言葉があります。

悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く人に恵みを与えなさい。(エペソ4:29)

軽率に話して人を剣で刺すような者がいる。しかし知恵のある人の舌は人をいやす。(箴言12:19)

 

言葉によって人に力を与えたり、傷つけたりできるのは人間だけです。

この責任を伴う大きな力を持っている私たちは、それを正しく使いこなすには、聖霊さまの助けが必要なのです。

 

社会ではコミュニケーション能力、「コミュ力」が重要視されています。「対人的なやり取りにおいて、お互いの意思疎通をスムーズにするための能力のこと」です。

家庭、学校、職場、社会といったあらゆるシーンで、他人との人間関係を円滑に構築するために非常に重要な能力とされています。就職をする時も、このコミュ力が高いかどうかは、内定に繋がる重要なポイントとなっています。 社会では、機転の利いた素早い応答や対応が出来るかが重要視されているのです。

もちろん、このコミュ力も生きて行くうえで必要ではあります。

ただ、聖書とは重要視されている点が違うという事を、記憶しておくべきです。

だれでも、聞くには早く、語るにはおそく、怒るにはおそいようにしなさい。(ヤコブ1:9)とあるように、聞くことだけは早く、語る事、怒る事は遅い方が良いと書いてあります。

単に返答する時は気を付けようというのではなく・・・

返答する前、僅かの瞬間、主の助けを求めてみましょう。

主が与えて下さった、大いなる力、言葉が変わってきます。言葉が変われば、人間関係も変わります。それだけでなく、この本当に僅かな瞬間の積み重ねを、主と求め交わるのです。

聖霊さまに、自分の言葉の支配者になってもらうのです。

キリストの香りを放つ者となれますように…

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