敵を愛するって難しい・・・【ルカ6:35-38】

2022年

ただ、自分の敵を愛しなさい。彼らによくしてやり、返してもらうことを考えずに貸しなさい。そうすれば、あなたがたの受ける報いはすばらしく、あなたがたは、いと高き方の子どもになれます。なぜなら、いと高き方は、恩知らずの悪人にも、あわれみ深いからです。

あなたがたの天の父があわれみ深いように、あなたがたも、あわれみ深くしなさい。

さばいてはいけません。そうすれば、自分もさばかれません。人を罪に定めてはいけません。そうすれば、自分も罪に定められません。赦しなさい。そうすれば、自分も赦されます。

与えなさい。そうすれば、自分も与えられます。人々は量りをよくして、押しつけ、揺すり入れ、あふれるまでにして、ふところに入れてくれるでしょう。あなたがたは、人を量る量りで、自分も量り返してもらうからです。」

ルカ6:35-38

 

主が私たちに望まれている生き方・・・とは、どんな生き方でしょうか?

「憐み深い者」となるというのが正解だと思います。

私たちは、基本、他人には厳しく自分には甘い事が多いです。

人の欠点は直ぐに目に付き、普通はそんなことしない、自分だったらそんなことしない・・

こんな風に考えがちです。

自分に対しては、失敗してもすぐに言い訳が出てきます。

あの時は・・・、いつもだったら・・・

これは本能的に持っているものだと思います。

このような本能のままで、良好な人間関係を持つことは出来るでしょうか?

豊かな人生を送る為にも、良好な人間関係は必須です。

 

聖書は、「与えなさい」と語っています。

聖書が教える、充実した人生の秘訣、豊かな人間関係の秘訣は、「愛し、与えること」です。

愛を与え、赦しを与えることです。(ルカ6:35-38)

 

自分を愛してくれる人を愛するのは容易いです。

しかし、自分の事を認めてくれない人、いじわるしてくる人、傷つけてくる人・・・

を愛するのはどうですか?

今日の「ルカ6:35-38」には「敵を愛しなさい」とあります。

本当に難しいですよね。

 

もし、自分は何もしていないのに、相手から傷付けてきたらどうでしょう?

びっくりしますし、どうして??と思い戸惑うと思います。

それが続いたら・・・ イライラしますよね。

段々と、相手がするように自分も言い返したくなります。

こうなると、この二人の間柄からは良い関係は生まれません。

2人の関係は悪い方にしか進みません。主が望まれているのと反対方向です。

相手と同じ土俵に立てば、結果は必然的に良くない方に行くしかないのです。

悪に対して悪で接するとダメなのです。

悪に勝てるのは「キリストの愛」だけなのです。

 

敵を愛するというのは本当に難しいです。しかし、悪に引っ張られないようにして下さい。

悪に勝てるのはキリストの愛だけだと思い出してください。

 

主に、相手に何を与えるべきか、どう愛するべきか祈ってみましょう。

 

案外、挨拶一つで変わることもありますよ!

嫌なことをする人と出会ったら、挨拶がおろそかになります。もともと会いたくないので。

相手もそれを分かっているますしね。

挨拶だけ頑張ってみるのもいいと思います!

心から明るい思いで挨拶はでいないでしょうが。

心と行動が違ってもいいと思います。(これは、敵を愛する第一歩なので)

明るい挨拶を続ける努力をしてみて下さい。

挨拶は、良い人間関係の第一歩です!

 

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