お金持ちになりたい【マタイ6:19-21】

2022年

自分の宝を地上にたくわえるのはやめなさい。そこでは虫とさびで、きず物になり、また盗人が穴をあけて盗みます。

自分の宝は、天にたくわえなさい。そこでは、虫もさびもつかず、盗人が穴をあけて盗むこともありません。

あなたの宝のあるところに、あなたの心もあるからです。

マタイ6:19-21

 

昔、あるクリスチャンの方が話されてるのを聞いた。

「あ~! お金持ちになって質素に生きたい!」

それを聞いた瞬間・・・「本当にそう! それ! 私もそうなりたい!!」

と心の中で叫んだ。 同時に違和感を感じた。

どうしてお金持ちになったのに「質素」生きようとするんだろう?

私がやっとお金持ちになったら、余裕がある生活を過ごしたいと思うのではなく、

どうして「質素」な生活を選ぶのだろう。

 

私が、お金持ちでありながら質素な生活を送っている姿を想像してみた。

経済的不安から解放され、お金があるという心の余裕ができる。心が豊かになる。

心を経済的問題から解放された上で「質素な生活」を楽しみたいという事だと思う。

 

これを話されたクリスチャンの方の生活は、もともと質素だったと思う。

この方の言葉に即座に同意した私の生活はもっと質素たっだ。

・・・だったら、同じではないか? 自分名義の銀行にお金があっても無くても、

今と同じ質素な生活を送ることになる。

・・・だったら、お金のある生活と無い生活、何が違うのだろう?

 

「心の安心感」だと思う。銀行にお金があれば、安心できる。

お金は、何かあった時の為の大きな安心材料である。

という事は・・・

クリスチャンの方も、私も、人生の安心感を「お金」から得ようとしている。

お金という人生の安心感を片手に握りながら、敬虔なクリスチャン風に信仰生活を送りたいと思っている。

 

聖書には「自分の宝は天に蓄えなさい。」と書かれている。

片手にお金を握りしめ、もう片方に聖書を持つことは不可能なのかもしれない。

「宝がある所に自分の心もある」と聖書に記されている・・

 

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