見ずに信じる信仰…【ダニエル6:16-20】

2024年

そこで、王が命令を出すと、ダニエルは連れ出され、獅子の穴に投げ込まれた。王はダニエルに話しかけて言った。「あなたがいつも仕えている神が、あなたをお救いになるように。」
一つの石が運ばれて来て、その穴の口に置かれた。王は王自身の印と貴人たちの印でそれを封印し、ダニエルについての処置が変えられないようにした。
こうして王は宮殿に帰り、一晩中断食をして、食事を持って来させなかった。また、眠気も催さなかった。
王は夜明けに日が輝き出すとすぐ、獅子の穴へ急いで行った。
その穴に近づくと、王は悲痛な声でダニエルに呼びかけ、ダニエルに言った。「生ける神のしもべダニエル。あなたがいつも仕えている神は、あなたを獅子から救うことができたか。」

ダニエル6:16-20

バビロン帝国によって南ユダは捕囚となりました。

その中にいたダニエル。

彼は誠実で多くの人から信頼され、大臣や太守より優れていました。

捕虜でありながらも王に仕える役人となったのです。

大臣や太守は彼を訴える口実を探すも見つからず…

彼には、何の怠慢も欠点もなかった…。

ダニエルは、素晴らしい信仰を持っており、人にも神にも認められる人物だったのです。

しかし、それでも大きな試練にあったのです。

今から30日間の間、他の神を拝む者は、獅子の穴に投げ込むという法律。

内容がおかしくとも、法律が出来たのです。

ダニエルは30日間、祈りを辞めるとか

隠れて祈るという方法を取らなかったのです。

いつもと同じように、一日に三度、祈ったのです。

私だったら、確実に隠れて祈りそう…

祈りは心の中でも出来るんだから…と思いそう。

どうしてダニエルは隠れて祈らなかったんだろう。

…隠れて祈るという行為こそ、

いつも通り「主を信頼する」という信仰から外れているからかもしれません。

結果的に、ダニエルは無傷でした。

今日、心に残った御言葉は、

この時のダリヨス王の言葉です。

ダニエルが獅子の穴に入れられる前に

「あなたがいつも仕えている神が、あなたをお救いになるように。」

次の日の夜明けと共に、

「生ける神のしもべダニエル。あなたがいつも仕えている神は、あなたを獅子から救うことができたか。」

ダリヨス王はダニエルに

「あなたがいつも仕えている神」と言われています。

私たちがいつも祈っている神、

和たちがいつも信頼している神、

私たちがいつも信仰している神、

ダニエルは、いつもの通り信仰を持ち続け、

いつも通り信頼している神に助けられたのです。

結果、この件はダニエルだけを救ったのではないのです。

ダリヨス王は、ダニエルの神を認め、

帝国の全土にダニエルの神を恐れるようにと書き送ったのです。

1人の人の信仰が、1人の人の信仰による選択が

多くの魂の救いに繋がる…

何が起きても、いつものように信仰を持つ。

苦しい出来事が起きても、いつものように賛美する。

悲しい事があっても、いつものように礼拝する。

状況が悪化しても、いつものように祈る。

ダニエルは獅子の穴に入るまで、

主から、何か無事を約束されていた訳ではないと思います。

獅子の穴に入ってみて、

獅子の穴で、主の守りを感じたと思います。

私たちも、この世で生きながら

沢山の出来事に苛まれることがあります。

自分の目には、状況が変わらないかもしれません。

何の変化もないかもしれません。

しかし、主は計画を持たれ働かれているのです。

私たちの目には映らないだけ…

主は、本当に、

私たちが見ずに信じる者となる事を望まれているんですね…

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)

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