主が望む姿に変えられて行く為に【士師6:12】

2024年

主の使いが彼に現れて言った。「勇士よ。主があなたといっしょにおられる。」

士師6:12

自分についてどう思いますか?

自分の事好きですか? 満足していますか?

もっと〇〇だったらな~とか思いますか?

私は思います。もっと頭が良かったら… もっと本を読める人だったら…

もっと記憶力が良かったら… もっと…もっと…と思う点が沢山あります。

私は謙遜ではなく、自分には不足している部分が多い…

などと色々と考えながら、ギデオンを思い出しました。

ギデオンはイスラエルの士師です。

士師とは、イスラエル民族を敵から救う為に、神さまから遣わされた英雄たちの事。

イスラエル内における問題などを裁くこともあったため、”裁き司(さばきつかさ)”とも呼ばれています。

イスラエルには代表的な士師が12名いました。(一番有名な士師は、サムソンです)

ギデオンも士師の内の1人でした。

ギデオンは、

イスラエルが、ミディアン人という民族の脅威にさらされていた時代に活躍した士師です。

ミディアン人に農作物や家畜など7年間も奪われ続けていたのです。

イスラエルの民が主に従わず悪を行なっていたからです。

イスラエルの人々はミディアン人を恐れ、山々の洞窟などに隠れて過ごしていました。

やがてイスラエルの人々は、ついに弱りはて、神様に助けを求めるようになったのです。

ある日、主の使いがギデオンに現れ、主が自分を用いようとされている事を知ったのです。

ギデオンは、弱小の一族であるマナセ族の中でも最も貧弱でした。

自分の家族の中でさえ、ギデオンは1番年下で力がない存在だったのです。

そんな小さな民族から、またその中でも一番小さい者を…
士師として選ばれる器ではなさそうな人を主が選ばれたのです。
その時、主がギデオンに語られた第一声が、今日の御言葉です。
「勇士よ。主があなたと一緒におられる」
ギデオンに対して「勇士よ」と語られたのです!!
どうしてだろう…と考えました。
どう考えても、ギデオンは勇士とは程遠い人物なのです。
ギデオンは主に何度もしるしを求めながら、敵の軍隊は13万であるのに、ギデオンは300人で戦いに挑み、勝利したのです。
ギデオンの主の語りかけから勝利までの記録を読んで感じる事は、
この「勇士よ」という言葉。
今、目の前にいるギデオンが「勇士」なのではなく、「今から主に用いられ勇士となる者よ」という意味だと思います。
未来のギデオンの姿を表している…
しかしこれは、主に「勇士よ」と語りかけられ、ギデオンは勇士に相応しい人になる!と約束された訳ではないと思います。
勇士と呼ばれる器になるためには、1つの条件があるのです。
主への「勇士よ」の語りかけに、応答するということです。
ギデオンは、ためらいながらも、何度もしるしを求めながらも
主が語られる通りに歩んだのです。
「勇士よ」と語られた主に対して、ギデオンは勇士の道を選んだのです!
そして弱々しいギデオンは、勇士のギデオンへと変えられたのです。
ギデオンは、何度も何度も主に従う事を選択しました。
ということは、主への応答は何度も必要なのかもしれません。
主に応答し、主が下さる姿へと変えられて行ったのです。
私も… 自分が思う自分で生きて行くのではなく、
主が望まれる自分の姿に変えられて行きたい!!!
今日も、主を選びます…

 

「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」

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