怒りをコントロールする【エペソ4:26】

2023年

怒っても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。

エペソ4:26

随分前に書いたメモが聖書から出てきました。

「その者の怒り自体が、その人自身の愚かさを表している」と書いていました。

見た時にドキッとしました。どこかでその言葉を聞き、その時もドキッとしてメモをしたのを覚えています。

どこで書いたんだろう・・と記憶を辿ってみて思い出しました。

韓国の友達で教会でカウンセリングを仕事にしてる方がいます。

その人と話していて「カウンセリングに来る人の多くの問題の根は ”怒り” だ」という話を聞いた時に教えてもらった言葉でした。

人が ”怒り” をコントロールするのは本当に難しい・・と話していました。

「怒り」は、意思伝達が壊れ、人間関係をゆがめ、人々の喜びと健康にまで影響を与えます。

そして「怒り」と言う行為が生じる時、殆どの場合が、自分を正当化してしまうのです。

自分を正当化する為に、頭の中にいくつもの理由を並べるのです。

そしてその並べたてた正当性を確認して「どう考えても相手が悪い」と自分で納得し、

自分の怒りが正しい怒りであり、正しい主張であると思い込み・・相手を責めるのです。

責められた人は、自分が攻撃されていると感じ、本能的に自分を守る為に怒りで応答してしまう事が多いのです。

結局・・怒りは良い物を生みません。

怒った人も、怒りを受けた人も・・

怒りが人を成長させたりプラスになる事はないと思います。

今日の御言葉を見ても、

怒らないように、という勧めではなく、怒っても罪を犯してはなりませんという勧めです。

聖書を見ると、主が怒りを表されている箇所もあります。

一番有名なのは、過ぎ越しの祭りが近づいた時、宮で商売をしていた人達に向けてです。

主の御名が汚されているような言葉であったり、またそのような行為に対して、主は怒られたのです。

しかし、私たちの怒りの大部分は、自分が悪く言われている時に生じてしまっているのです。

自分の怒りが何処から来るのか・・によって今自分が何処に重きを置いているのかが分かります。

イエスさまの怒りは、神さまの愛と義が損なわれた時に怒りを示されました。

自分が今感じてる怒り・・どうして怒りを感じているのか。

自分のプライドを守る為・・

自分が傷つかない為・・

教会によく怒るAさんがいます。

口調に平安がなく、ちょっとした事からスイッチが入ったかのように怒るのです。

同じ教会の人も分かっているので、挨拶はしても親しげに話そうとしないのです。

巻き込まれたくないから・・

それをその人も感じています。

すると、一層その人は孤独になり、怒りが増すのです。「誰も自分に寄って来ない」と。

「最近どうですか?」と聞いても、堰(せき)を切ったように、色々な不平不満を話しだします。

圧倒されます・・・私には受け止め切れないのです(笑)

表情も、喜びに満たされた表情とは全く正反対で・・不満が溢れ出てるのです💦

表情にも圧倒されます・・💦

話を聞きながら「しんどうだろうな・・・自分でこの負のスパイラルを作り出し、その中から出てこれなくなって苦しいだろうな・・生きることが辛いだろうな・・」と感じました。

でもこの方、クリスチャンです。

教会には殆ど休まず来られます。

こんなにしんどそうでも、、

主による「平安」とは程遠く感じますが、

それでも主の何かに惹かれて教会へ来るのです。

主に留まっていたいと何かを感じてるのです。

もがきながらも、主の手を離さないのです。

そう思うと、「・・Aさんが、教会にずっと来てくれて嬉しい・・」と言葉がでました。

すると、不平不満がピタッと留まりました(笑)

「・・そんな風に思ってもらえて・・」と、続きの言葉が出てこない様子。

「嬉しい?(笑)」と聞くと頷いていました。

「イエスさまも喜ばれてると思うな・・ すっごく苦しい思いを持ちながらも、ずっと主の手を離さず握り続けてる姿、喜ばれてると思うな・・・。もちろん私もそう思う!」といい、一緒に祈って終わりました。

なんか・・大小の違いがあったとしても、私もAさんの姿と同じかも・・と感じました。

少し怒りをコントロールできるかどうかの違いかもしれない。

自分の中から出てくる感情的な怒りに対して、私たちは何の対策もないと破壊的になってしまいます💦

感情は高まるばかり・・

自分が感じる怒り・・それがどこから来るのか。一瞬、立ち止まって考えれるようになりたいです。

今日も、主の平安に包まれた一日となりますように!!

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。(ブログ2023.04.28~)

「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」

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