「暗い試練」と「明るい恵み」、両方「主の祝福」です【コロサイ2:6-7】

2022年

あなたがたは、このように主キリスト・イエスを受け入れたのですから、彼にあって歩みなさい。

キリストの中に根ざし、また建てられ、また、教えられたとおり信仰を堅くし、あふれるばかり感謝しなさい。

コロサイ2:6-7

 

常に私たちと共にいて下さる主、インマヌエルの神様。

インマヌエルの主を感じれていますか?

 

人によっては、試練の中にいる時の方が、主をしっかりと感じれる人も居ます。

試練の中にいる時は、主に頼るしか方法がなく、心が切に求めるからだと思います。

恵みに満たされている時の方が、主を身近に感じる人もいます。

恵みに満たされている時に、主を感じる人は、心の扉を一層大きく開き、感謝と賛美が自分の内から溢れ出でます。

どちらが良いという訳ではなく、主が私に必要な物を与えてくれるのです。

主に近づくために、私に何が必要かご存じなのです。

ですから、主が下さる、

「暗い試練」も「明るい恵み」も、両方「主の祝福」なのです。

このように書けば、「暗い試練」よりも「明るい恵み」の方を頂きたい!!と思いますが(笑)

「暗い試練」でしか学べない、受け取れない恵みがあるのです。

主の祝福は、HAPPY!! と感じる事だけではないのです。

悲しく感じたり、寂しく感じたりする祝福も沢山あるのです。

 

2020年2月に、長男が韓国の大学(神学部)に留学しました。コロナ禍が始まった時です。韓国は良く行く国だったのであまり遠くに行ったようには感じていませんでした。大学の入学式にも行くつもりでした。

未知のウイルスは勢力を増し、海外は疎か、不要不急の外出を控える日々が始まりました。遠くへ送った思いはなかった長男が、急に遠くへ行ってしまったように感じました。

長男は、2021年の夏に短期で帰省する事ができました。自宅で2週間の隔離をし2日後にはまた韓国へ行きました。

渡韓する為、空港まで送った時、長男が「こんなこと言ったら変だけど・・・」と言いました。「実は、日本に帰るって決めた時は、やっと日本に帰れる!と凄く喜びに満たされたんだけど。日本に帰る日が近づくにつれて、日本に帰りたくない・・・韓国の友達たちと離れたくない・・と凄く寂しい思いになった・・・ でも今は、日本を離れたくないと思ってる。なんか心がしんどい。これからもこんな思いを何度も繰り返さないと行けないのかと思ったら、余計にしんどく悲しくなる。」

 

私はそれまで、悲しく感じる祝福があるんだなと何度も感じた事がありました。

だから「そっか~! 良かった! 今、悲しくてしんどいのは・・・苦しいだろうけど。これは主の祝福だよ! 今、スッゴク大きな祝福を貰ってるんだよ。 今いる所から離れたくないと思えるって事は、日本にも韓国にも自分の居場所があるってこと! 離れたくないと思える程、自分も友達を愛してるし、愛されてるって事! 凄い!! 主の祝福は、笑ってHAPPY~と感じる祝福だけじゃなくって、悲しく感じる祝福もあるんだよ!」と言って送り出しました。

 

私たちがするべき事は、

どの様な時にも、キリストの中に根ざし、また試練や祝福を通して、クリスチャンとして建てられ、また、主が試練や祝福を通して教えられたとおり信仰を堅くし、いつもあふれるばかり感謝する事です。

今、与えれれている環境、与えられている状況に感謝するのです。そしてそれを受け入れるのです。

主は、私に必要なことしか下さらないからです。

今日も、主が下さる一日、感謝と賛美をもって過ごしましょう!

 

【お祈り願いします】

長男は、韓国の大学で神学部に在学しています。中学生の時に「僕は凄く弱い人間だと思う。だから誰よりも主の傍に居ないといけない人間だと思う。だから牧師になりたい。」と言いました。どのような働きを与えられるか、まだ分かりません。主に喜ばれる謙遜なしもべとなれるよう、お祈りお願いします。

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