1日ずつ生きる【伝道者3:1-8】

2022年

1 天の下では、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある。

2 生まれるのに時があり、死ぬのに時がある。植えるのに時があり、植えた物を引き抜くのに時がある。

3 殺すのに時があり、いやすのに時がある。くずすのに時があり、建てるのに時がある。

4 泣くのに時があり、ほほえむのに時がある。嘆くのに時があり、踊るのに時がある。

5 石を投げ捨てるのに時があり、石を集めるのに時がある。抱擁するのに時があり、抱擁をやめるのに時がある。

6 捜すのに時があり、失うのに時がある。保つのに時があり、投げ捨てるのに時がある。

7 引き裂くのに時があり、縫い合わせるのに時がある。黙っているのに時があり、話をするのに時がある。

8 愛するのに時があり、憎むのに時がある。戦うのに時があり、和睦するのに時がある。

伝道者3:1-8

 

有名な「時の詩」です。

「天の下では、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある。」と書かれています。

この「営み」とは、人間が行う行為のことです。

ここには全部で28の営みが書かれています。全てが対句になっていて、それが14回繰り返されています。

これは、人生全体を示していると言われています。

ですから、人間が人生で生じる全ての事柄には「定められた時」があるという意味なのです。

 

早く解決してしまいたい事柄に出会っても、

早く忘れたい事柄が自分の身の上に生じても、

いい加減この悲しみから解放されたいと思っても、、、

 

「その時」が今日がでないのなら、焦って自分で解決しようとジタバタせず、自分の力で頑張ろうとしないようにしましょう。

「その時」が今日でないなら、焦るのを辞めて主に任せましょう。

そして、今日の分を生きましょう。

私たちは、時折、今日を超えて明日・・・一週間後、もしくは何年後を生きようとします。

 

私たちが、「その時」が来るのが遅いと思っても、「主の救いが遅れることはない(イザヤ書46章13節)」ことをもう一度心に留めましょう。

 

心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。(箴言3:5-6)」と勧めているように、

自分の人生に起こる全ての営みの背後に、私たちには理解できない神のご計画があることを思い起こしてください。

何においても「その時」が「最善の時」なのです。

私たちがすることは、「神の時を待ち望む」ことが重要なのです。

すべての定まった時を主にを委ね、神のみ旨に寄り添う人生を歩みたいです。

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