わたしがこれらのことをあなたがたに話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を持つためです。あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。」
ヨハネ16:33
今、地上波で韓国ドラマ「トンイ」が放映されています。
60話もある時代劇ドラマ。
何年も前に一度見たことがあります。
当時、とても面白かったのですが、とても嫌だとも感じました。
どうしてかというと、毎回ハラハラドキドキするのです。
理不尽な人生。悪人に陥れられたり、
無条理な出来事が続くのです。
幼い時から大人になっても生涯通して…
もう…絶対絶命…と感じ、毎回ドキドキハラハラしたのです。
だから60話、見終わった時は、面白かったけれど
気楽に見れない、気楽に楽しめない、
心に負担を感じるドラマだったのです。
そして今回そのドラマが放映されているのを知り
夫は1話を見て「トンイ、久しぶりだな~」と喜んで見ていました。
私は「あ…このドラマか~ あまり見たくないな…」と
思いつつ、夫が見ているのを横目でチラチラ。
回を重ねる事に、一緒に見る割合が増えていったのです。
そして、数年前に見ていた時より、
もう少し気楽に見る事が出来ている自分に驚きました。
どうして、前回より気楽に見れるんだろう?と考えました。
当たり前ですが、数年前に見たドラマと同じように
無条理な出来事は終わりなく続いているのです。
その一つ一つを見ながら
「あ…この局面はどのように解決したっけ?」と
考えながら…
確かに解決したんだけど、どのような方法だったか記憶がない…
そう思うと、
もし自分が脚本家だったら、どのように解決させるだろう?
という事まで考えながらドラマを見ているのです。
そこで気が付いたのは、
数年前と同じようにドラマのストーリーは不条理が続きます。
どのようにその困難に対処したのか記憶になくても
60話を通して最終的には主人公の人生は幸せな終わり方だった。という事を覚えています。
だから安心して見れるのです。
不条理、理不尽に襲われても、
その問題に対する脱出方法は分からなくても
大丈夫…ここから脱出できるはず!と思って見ているのです。
結果的に「勝利する」と分かっているから
安心して困難を見れるのです。
初めてこのドラマを見た時、
なんて心が重くなるドラマなんだろう…
ドキドキハラハラしたくない…疲れるドラマだ…と思っていたのに!
勝利するという結果を知って見るドラマは
楽しめるのです。
そして主人公に降りかかる困難に対して
対処法を想像する事が出来る余裕まであるのです。
…私たちもこの様であるべき‼
私の人生。勝利して下さっているのです。
最終的な結末を私は知っているのです‼
だから、目の前にやって来る困難に
そこまで身も心も取られなくて良いのです。
私は自分の人生の困難を
どのような展開になるんだろう…?と
楽しんでも良いのです。
最終結果は分かっているのだから…。
スポーツの試合など
自分が応援しているチームが勝つかどうか
ドキドキしながら見ると思います。
大きな大会になればなるほど。
しかし、自分が応援しているチームが勝った試合を
リプレイで見る時、
ドキドキはなくなり、純粋に楽しいのです。
わーこの瞬間、この判断、すごいな!とか
試合最中では分からなかったけど、
凄いテクニックがあってのシュートだったのか!とか。
細かい所まで楽しめるのです。
結果を知って見る試合は、心に余裕を持って見る事が出来るからです。
…私はもっと余裕を持って生きよう‼
私の人生の最終結果は分かってるんだから。
主は勝利して下さった。
私たちは、既に勝利した人生。
主を信頼し、結果ありきの人生を楽しもう…!
PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)