ほかにもふたりの犯罪人が、イエスとともに死刑にされるために、引かれて行った。
ルカ23:32
イエスさまが十字架にかかる為、
十字架を背負う場面を読みました。
イエスさまの十字架の左右に、1人ずつ犯罪人が
十字架にかかりました。
この当時、十字架刑が一番重い刑罰だと言われています。
という事は、
イエスさまの左右の十字架にかかった犯罪者たちは、
よほどの犯罪を犯したという事です。
この犯罪者たちが、どのような罪を犯したのか、
またどの様な人物だったのかは分かりません。
想像ですが、多分、この2人は人生の長い時間、
共に過ごしたのではないか…?と思います。
一番重い刑を受けるほど、大きな犯罪を犯したのです。
今日、初めて会ってそれほどの犯罪を犯したというより、
若い時から小さな罪を重ねていたのではないか…
そして罪が段々と大きくなってしまったのではないか?
彼らは、自分の人生を反省し、罪を悔い改めたり、
更生して社会に復活するというチャンスはないの状態にまでなっていたのです。
取り返しのつかない人生を送ってしまったのです。
どうしようもない人生…
同じように生きてきて、同じような人生。
しかし、人生の本当の最後の残された時間で
2人の人生の結末に大きな差が生まれたのです。
1人は「あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます」と言われたのです。
この人ほど、人生を大逆転した人はいないのではないでしょうか?
イエスさまは、十字架の道を歩まれました。
この杯を取り除いて欲しいと、イエスさまが天の父に頼んだほどの道です。
そのような道を歩まれている最中にも、
ペテロの事を心配されていました。
イエスさまは、十字架を背負いゴルゴダの丘を上る時、
大ぜいの民衆や、嘆き悲しむ女たちの群れが、
イエスさまの後をついて行っていました。
イエスさまは、その人たちにも声をかけらえています。
そして、最後の最後に、この犯罪者にまで救いに導いておられるのです。
主は、ご自分の状態に関係なく、
最後の最後まで、私たちの救いを望まれているのです。
私たちは、今、どのような人生を歩んでいるのでしょうか。
もしかしたら、問題の渦中にいるかもしれません。
悲しみや苦しみに苛まれているかもしれません。
しかし主は、
私たちの人生を大逆転させて下さる方…
主は、十字架にかかりながらも、
「あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます」と
私たちに、人生を大逆転する事が出来ると伝えて下さっているのです。
大逆転の人生を歩みたい…
PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)