もっと期待をして良いのです【Ⅱ列王記5:14】

2024年

そこで、ナアマンは下って行き、神の人の言ったとおりにヨルダン川に七たび身を浸した。すると彼のからだは元どおりになって、幼子のからだのようになり、きよくなった。

Ⅱ列王記5:14

昨日、仕事で病院に行ったら…

3-4ヶ月前に入院されていたAさんが

再度入院されていました。

前回入院されていた時、夜中に寝ずに、

10-15分おきにナースコールを鳴らされるのです。

自分が入院されているという事が分からず、

眠気もなく…「私はどうしたらいいの?」と聞かれるのです。

「今、夜中の2時ですよ。皆さん寝ていますよ~」というと

一旦は横になられるのですが、直ぐに起き上がり同じことを繰り返すのです。

ですから、夜中に車いすに乗って貰って、私は仕事をしながら

Aさんの様子を見ていました。

その時に左足だけ冷たいと気付いたのです。

朝方、検査をする事になり、極端に血の流れが悪くなっているという事が分かりました。

そして、今回再会した時…

Aさんの左足は… 真っ黒…

ナースさんに「え…Aさんの足って…」と聞くと

「殆ど壊死した状態になってしまってるの…」との事。

Aさんの娘さんが面会に来られ、先生から説明を受けていました。

娘さんは「前の足に戻って欲しい…」と涙を浮かべていました。

その後に、私はパジャマの着替えを手伝いに病室に入りました。

驚いた事に、身体のあちらこちらが…

あからさまに色がどす黒くなってしまっているのです。

Aさんはかなりの高齢であり、他の病気もあり、どうする事も出来ない様子。

私はAさんの姿と、娘さんの涙を浮かべる姿にショックを受けました…

そしてナアマン将軍を思い出したのです。

ナアマンも、彼の周りの人々も、ナアマンの皮膚の病が癒される事を望んだはず。

そしてこう思ったはずです。

Aさんの娘さんのように「以前の肌に戻って欲しい‼」と。

でも、ふと思ったのです。

ナアマンは、将軍で長年、戦に出て戦ってきたのです。

ナアマンが強かったとしても、

身体のあちらこちらに傷があったのではないでしょうか?

決して美しい肌ではなかったはず…

しかし、私たちもナアマンのように思ってしまいます。

「どうか…以前の状態に戻して下さい‼」

人間関係で悩んだ時、経済的困難に陥った時、

大きな問題に出会った時…

「どうか主よ。この問題を解決して下さり、

以前の平和な日々を送る事ができますように…」と。

しかし、ナアマン将軍の話をよく読むと、

「彼のからだは元どおりになって、

幼子のからだのようになり、きよくなった」と記録されています。

単に、元通りになったのではなく、

幼子の身体のようになったのです‼

もとのナアマンの身体より、幼子の身体のほうが、

傷や怪我もなく、日焼けもあざもないのです。

何倍も良い状態です。

…これは何を意味するのでしょうか?

私たちが望む以上の良いものを、

私たちに与えて下さる…という意味だと思います。

5つのパンと2匹の魚も…

ピッタリ皆が食べれるだけを与えられたのではない…!

十分に食べて、12かごも余ったのです‼

私たちは、もっと期待をして、

大胆に祈って良いんだと思いました!

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)

タイトルとURLをコピーしました