主に求めましょう!!【マタイ7:7-11】

2024年

求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。
だれであれ、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。
あなたがたも、自分の子がパンを下さいと言うときに、だれが石を与えるでしょう。
また、子が魚を下さいと言うのに、だれが蛇を与えるでしょう。
してみると、あなたがたは、悪い者ではあっても、自分の子どもには良い物を与えることを知っているのです。とすれば、なおのこと、天におられるあなたがたの父が、どうして、求める者たちに良いものを下さらないことがありましょう。

マタイ7:7-11

私の夫は、大概何でも、物を直します。

私は、何か物が壊れると、捨てる前に一旦、夫に聞きます。

「これって直せる?」

今までだったら捨てていたものも、夫によって長く使うものが増えています。

時には、もう20年以上使っているカバン。

全く高価なカバンではなく、メーカーでもない。

でも、私にとっては使い勝手が良いカバン。

破れました。

流石に私は「あー残念だけど…ご苦労さま…」という気持ちになっていたのですが、

私が知らない間に、夫が上手に直しているのです。

後日、何も知らない私は「名残惜しいけど捨てよう…」と手にすると、

あれ?直した…?

「これからもよろしくお願いします…」と挨拶し直します。

先日、次男が「これ、直して!!!」と夫に何かを託していました。

夫は手に取って「これは無理だわ…💦」と答えていました。

私はその答えに驚き、

「無理なものって何だろう?」と覗いてみると、

学校の室内用スリッパです。

自分のものではなく、先輩から譲り受けたもの。

子どもたちの中で、ボロボロのものを履くのが流行っている様子。

そして自分の学年とは違う色のものを履きたがるのです。

しかし、そのスリッパは半分に完璧に割れていたのです💦

私はそのスリッパを見て「自分のスリッパは?

流石にこれは無理…ボンドでどうにかなるものじゃない…」というと

次男が「自分のスリッパあるよ。でもこれを履きたい!!

学校でボンドを塗ってみたけれど、無理だった~

でもアッパ(パパの意味)なら直せるよ‼

これ、どうしても履きたい!! アッパ‼ トライしてみて!!」というのです。

そして学校へ行きました。

スリッパには、履く人の体重や動きによって大きな負荷がかかるのです。

真っ二つに分かれたスリッパは、ボンドでくっ付けても

直ぐにまた破損してしまいます。

「アッパなら直せるよ!!」と言われた夫は、

直したい!と思ったようで… 100均へ。

そしてボンドと包帯を買って帰ってきました。

真っ二つに分かれてしまった部分にボンドを付け、

そして傷口に包帯をするように、

包帯を巻いたのです。そしてその包帯全てにボンドを浸み込ませたのです。

ボンドが乾いたら、また上からボンドを上塗り…

3日程かけて、一応履ける状態にしました。

しかし…なんて不格好なスリッパ。

大人から見たら「え…スリッパに包帯? 新しいの買えないの?」と思うスリッパが誕生しました。

夫が「次男は、こんなの…違う!!と言うかも…(笑)

でもこれ以外、直す方法は考えられない…」

そして帰宅した次男に、夫が「スリッパ直したよ~」と声をかけると

次男が「やっぱりアッパ!! 直してくれると思っていたよ!!」と言い、

包帯をしたスリッパを見て、大喜びするのです(笑)

そして次の日から喜んでそのスリッパを愛用しているのです。

…もし、次男が「アッパなら直せる!!」という思いがなかったら…

このスリッパは捨てられています。

次男は、自分で直そうとボンドを塗ってみたけれど無理だった…という結果を持っています。

だからもう、直す事は不可能だと判断され、諦められ、捨てられるのです。

しかし「自分では無理だけど、アッパなら!!」という思いが、

わざわざ家に持って帰ってくるという行為に繋がり、

夫の手元に壊れたスリッパが運ばれてきたのです。

「自分では無理だけど…この人なら!!」という信仰。

私たちにも、自分ではどうする事が出来ない問題があるハズです。

この心の傷、辛い経験。心が痛む過去。

自分では治せないし、時間が解決してくれない事も多いのです。

諦めてしまったら、治せないまま…

主なら治せるのです。

「主なら…絶対に治してくれる!!」という信仰。

そして、主の前にそれを差し出すのです。

「絶対に癒しを得たい! 主なら出来ます!」という信仰。

夫でさえ「アッパなら出来るよ!」という言葉に心が動いたのです。

「出来たら…治して欲しい」ではなく

「絶対に治して欲しい」です。

主は「求めなさい」と言われる方です。

主は全てをご存知です。

しかし「求めなさい」と言われています。

私たちが求めるのを待っておられるのでおす。

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)

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