よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。
マタイ25:21
今日は、長男の誕生日。22歳です。
今日のブログは長男へのメッセージとなります。
数日前、夜遅くに電話があり、長男はモヤモヤとしたスッキリしない感じでした。
話を聞くと「もっと勉強しないと… 僕は知らない事が多い…💦」と落ち着かない様子。
今通っている大学、韓国の神学部ですが、
韓国では歴史があり、少し入学するのか難しい大学に導かれました。
子ども2人とも、日本で生まれ育っており、日本にある学校で12年教育を受けたので、
韓国から見ると、子ども達は帰国子女なのです。
長男は帰国子女枠で合格したのです。
どうやら大学には少しインテリな感じの学生が多い様子。
大学の友達と会うと互いに「神学」について話しをするそうです。
色々な神学者についての本の話、色々な教授が書かれた論文の話…
長男はその輪にいながら頭の中が「???」となっているようで、会話に入れず、
そして神学の話が終わり、普通の大学生がするような一般的な会話になるとその輪に参加できる様子。
長男は、韓国で所属している教会の寮でお世話になっています。
韓国の教会で、沢山の奉仕をし、毎日毎日忙しい様子。
「最近のクリスチャンは…奉仕をしない! 何かと理由をつけて教会だけ通う事を望んでる…
同じ青年部に映像の編集を仕事としてる人がいるんだけど、その人の教会の奉仕は‟映像の編集” 。にも拘らず、編集の仕事を避けようとする…
何か一つ編集を頼むのも、丁寧にお願いしてお願いして… やっと動いてくれる💦
だから、殆どの奉仕が自分に回って来る…
奉仕が嫌な思いではなく、今の所、喜びの心をもって出来てるけれど…
ずっとこれからも奉仕が増えていけば、どうなるんだろう…と思う」
「言い訳になるけれど、奉仕に時間を取られて勉強する時間もない…」
「自分は、大学の神学部で一番出来が悪いと思う… しかも飛び抜けて…」と言っていました。
長男はややストレス。
でも私は長男の「自分が神学部で一番出来が悪い」と言う言葉に、
私の心は、ニヤッと喜びを感じました(笑)
思わず「えーー良いね~! 一番出来が悪くって良いよ!! 全然良い!!」と言うと
長男「え…どこが良いの? 勉強できないって言ってるんだよ」
私「もちろん知識は大切で、知識は、ないよりある方が良いのかもしれないけど…
知識で牧会する訳じゃないし。一番出来の悪いあなたを、主がどの様に用いて下さるのか楽しみ!」
「焦る気持ちも分かるけど… 全然大丈夫!!
とりあえず … ‟勉強できるように” と祈らないで、‟神さま。僕に必要だと思う知識を、教え与えて下さい” って祈ろう!」
…私は最近、ずっとヨセフ物語を黙想しています。
ヨセフは奴隷からエジプトの総理大臣になりました。
ヨセフにとってエジプトは外国です。
奴隷としてエジプトへ連れて行かれた先で、総理大臣になり、国の行政を管理したのです。
しかも国の飢きんという時期に舵を取ったのです。
ヨセフが総理大臣に、ある日を境に急に、奴隷から総理大臣という役職が与えられた訳ではないのです。
まず、ヨセフの主人であるポティファルのもとで、ポティファルの家と全財産の管理を任されたのです。
そして、ポティファルの妻にはめられ牢獄に入りましたが、
そこでも監獄の長は、監獄にいる全ての囚人の管理をヨセフの手に委ねたのです。
エジプトの国の行政を司どる前に、‟管理する” という仕事を、与えられた場所で訓練を受けてきたのです。
まさに、タラントの例え話に出てくる御言葉が思い出されます。
「よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。」
ヨセフは、小さな管理の仕事を、「忠実な心で取り組み続ける」という姿勢で得る事が出来たのです。
そして何よりも、ヨセフは「総理大臣」という役職に喜びを覚えたのではなく、
主の御心が成されていった事に喜びを覚えています。
そのようなマインド(信仰)を持ったヨセフがとても素敵です。
長男も、私も、私たちも、同じです。
今与えられている場所で、忠実に仕える姿勢で過ごすのです。
今の私たちにも意味があるのです。
…知識のある長男の友達たちは、知識が必要な場所で用いられるだろうし、
人と比べてストレスを受け、自らが悲しみに落ちていき、自滅していくのが一番… もったいない!!
人と比べて落ち込む必要はない。
一番出来が悪い長男💕
主がどのように用いて下さるのか楽しみです。
長男が自分の事を出来が悪いと感じた感情を記録したく、ブログに書きました。
長男。あなたに知識がなくても、全能の神が共に居て下さる!
大丈夫!!
22歳も、忠実に仕えていきましょう!
「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」