事実が重要ではない【箴言16:18】

2023年

高ぶりは破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立つ。

箴言16:18

次男は金曜礼拝から帰ってきたら、23時半…

家に帰って来ると疲れがドッとでるようで、お風呂にサッと入りご飯を食べ、倒れるように眠りにつくのですが、

先週の金曜日は違いました。

メッセージが自分の心に刺さったようです。

聞いたメッセージを熱く話し始めました。

金曜礼拝のメッセージをされた先生は韓国から来た牧師先生。

ある時、韓国で奉仕のために地方に行った時、予約したいなかのビジネスホテルにチェックインし、凄くトイレに行きたくなったそうで、一階のロビーにあるトイレに行ったら

トイレのドアは4桁の暗証番号を入力しないとドアが開かないようになっていたそうです。

「え…💦 早くトイレ行きたいのに」と思い、ロビーに暗証番号を聞きに行きました。

先生の方を見向きもせずテレビを見ながら、「そのトイレはホテルの管理してるものではなく、隣のカフェが管理してるから分からない」と言ったそうです。

「ホテルの中にあるのに?ちょっと…教えて下さい!急いでるんです!」

「ここでは分からない」と言われ、急いでホテルを出て隣のカフェへ。

カフェで聞くと4桁を直ぐに教えてくれたそうです。

先生はホテルにあるトイレなのに隣のカフェが管理って言うのが納得できず…

自分はトイレに行く事を急いでいるのに、どうしても確かめたくて

「ホテルのトイレはこのカフェが管理してんですか?」と聞いたら、

カフェの人が「ホテルのトイレ?ホテルのトイレはホテルが管理してるでしょ…?」と答えたらしく、(カフェはホテルのトイレを借りてる立場)

先生は急いでホテルに戻りトイレへ。

トイレから出て、受付カウンターへ行き「カフェで聞いたら、このトイレはホテルが管理って言ってるじゃないか!どうして嘘をつくんだ!」

するとホテルの人は「ああ、あのトイレはこのホテルの客しか使用できないんだよ。あなた自分が客だと言わなかったから…」と答えたらしく、

先生は、あ…自分が客だと言わなかったからか…と思い、自分に落ち度があったのか…と思った瞬間、

違う!自分はチェクインして直ぐにトイレに行き直ぐにカウンターに戻ったし、鍵を手にして鍵が見えるように持っていたという事を思い出し

先生「どうして嘘をつくんだ!私が客だと分かっていたはずだ!!」と大声で。

するとまた言い訳を並べて上手く言い逃れしようとしたそうです。

過ちを認めず、言い逃れしようとする態度。

客の質問に見向きもせず適当に答える態度に腹が立ち、段々と大きな声になったそうです。

その時、内なる声を聞いたそうです。

「いい加減に黙りなさい」

そう心に声が響いた瞬間、「あ…自分は牧師だ…この後、礼拝を導く立場なのに、自分はココで何をしてるんだ…」と思ったそうです。

そう思った瞬間、

このことについて「事実が重要でない」と思ったそうです。

主は続けて教えられたそうです。

高慢になってはいけない。

あなたは何が正しいかを白黒ハッキリしたいだろう…

それは自分が正しいと思っているからだ。

あなたは本当に正しい人間なのか。

…このメッセージを聞いたそうです。

次男は、白黒ハッキリさせたい性格。(私もそうですが💦)

自分が正しいという思いが根底にあり、それを土台として相手を批判するのです。

私たちの世界では、ある程度共通の常識とした判断基準があります。

それを守らないと、その人は「悪」なのです。間違った者なのです。

しかし、それは私たちの基準でありルール。

まず私たちが忘れてはならないのは、自分が善ではないということ。

善のお方は主だけなのです。

自分が正しいと思うことは、高慢なのです💦

次男から聞いたメッセージを通して、自分の中に高慢な思いが沢山ある…と考えさせられました。

御言葉を心に刻み、御言葉と共に日々を歩む必要性…

自分の中にある高慢な思いについて、考えさせられるきっかけとなりました。

「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」

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