そして、あなたがたに向かって子どもに対するように語られたこの勧めを忘れています。「わが子よ。主の懲らしめを軽んじてはならない。
主はその愛する者を懲らしめ、受け入れるすべての子に、むちを加えられるからである。」
訓練と思って耐え忍びなさい。神はあなたがたを子として扱っておられるのです。父が懲らしめることをしない子がいるでしょうか。
もしあなたがたが、だれでも受ける懲らしめを受けていないとすれば、私生子であって、ほんとうの子ではないのです。
へブル12:5-8
先日、友達から連絡があり、忘れていた小さな過去を思い出しました。
数か月前に、学校の行事の終わりに私の家族と友達の家族とファミレスでご飯を食べました。
その時、次男が他の友達A君と一緒にいました。
A君のご両親はその時仕事いなかったのですが、A君も一緒に連れて食事に行きました。
子どもたちは小学1年からの友達です。
A君は私の隣に座っていました。A君はハンバーグ定食でフォークとナイフだったのですが。
ふと気が付くと、A君はフォークとナイフを左右反対に持ち、握り方もえ…?と思うほど良くなかったのです。
すかさず私は、「A君~! ちょっと待って。持ち方変えよう!」と言い
まず姿勢も正して、右手にナイフ、左手にフォーク、この様に握って・・と見せながら教えました。
次男はその様子を見ながら「もー良いやん…友達と食べてるだけなのに…」
私が「え… ダメダメ~ A君、あと数年したら大学生になって女の子とご飯も食べるのに。カッコよく食べれるように今から準備しないと!」と
お節介が発動し、「3人とも数年後のデートに備えて練習しとこう!」と3人に、このように持って、この様に食べて…と練習しました。
友達夫婦もそれを見ながら笑って、え?こうじゃない?と一緒になって教えていました。
ご飯を終えて家に帰り、次男が私に
「別に楽しく食べたらいいんじゃない?」と…
私「もしあなたが、マナーを知らずに食べたら、ちょっと嫌だなと思って。A君も息子みたいなものだし…」
ということがありました。
すっかり忘れていたのですが、
先日このA君のお母さんから連絡があり、
昨日、家族でご飯を食べに行ったら、A君がフォークとナイフをちゃんと使ってたからビックリして、
どうしてちゃんと持てるようになったのか?と聞いたら、
次男たちとご飯を食べに行った時に、数年後のデートの為に3人で練習したという話をしたそうです。
両親が何度話しても面倒くさがり、直そうとしなかったのに…という連絡でした。
そして思ったのです。
あの時、次男は、私がレクチャーしたことに対して、ちょっとお節介すぎ… 楽しく食べてるのに、イチイチさあ…と言った感じでした。
でも私にしたら、もし隣のテーブルで知らない子どもがその様な作法で食べていたら、気にならなかったと思います。
でも、A君は小さい時から知っているし、一緒に大きくなった友達です。
立派な大人になって欲しいし、恥ずかしい思いもして欲しくないし、幸せになって欲しいと思っています。
無関心ではなく、
愛してるから、口うるさくいうのです。
愛してるから、厳しくなることもあるのです。
愛してるから、良くない部分は正してあげたいと思うのです。
愛してるから、気になるのです。
「主の試み」なども同じかもしれません。
主が私たちを愛してるから、教えたい事がいっぱいあるのです。
幸せに生きて欲しいから。
もっと自由を得て生きて欲しいから。
喜びに満たされて生きて欲しいから。
A君は今まで生きてきて、自分が食べやすい方法で食べて来たように、
私たちも今まで生きながら、主の目には正しくないことが沢山、習慣として持っていたり、思考があったり、感じたり、主の思いとは反対に傷ついたり・・
しているかもしれません。
多分、沢山…
主は愛しているから「試練・試み」のような形で教えられるのです。
私たちにとって試練や試みは嫌だと思いますが…
主からの愛なんだな~と思った瞬間でした。
今宵も、主の愛に包まれた時間をお過ごしください!!
「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」