主が私たちに望まれていること【ミカ6：8】

主はあなたに告げられた。人よ。何が良いことなのか。主は何をあなたに求めておられるのか。それは、ただ公義を行い、誠実を愛し、へりくだってあなたの神とともに歩むことではないか。

ミカ6：8

私は、初めてあった人に「私、クリスチャンなんですよ～」というと、

「へーそうなんだ～ 珍しいね～ クリスチャンって毎週日曜日に教会いくの？」

「毎週、必ず行かないと行けないの？」

「他に何をしたらダメなの？」と、よく聞かれます。

また、少し教会を知っている人は、

「クリスチャンになったら、毎日聖書を読まないといけないの？」

「お祈りも毎日しないといけないの？」

「お酒は飲んだらダメなの？」

何が許されて、何を禁止されているのか・・という事が気になるようです。

どうしてでしょうか。

私たちもクリスチャンになる前に、一度は考えた事があると思います。

クリスチャンになったら、〇〇はしたらダメなのか？って。

何が許されて、何が禁止なのか・・

どうして気になるのでしょうか。

「行い」を中心に考えてしまうからです。

行いを中心に考えれば、ハッキリしていて分かりやすく自己満足を得やすいのです。

禁止されている事をしない事により、

自分は信仰を守っており、セーフだと思えるからです。

自分で勝手に、自分はセーフだと思い、合格点を付けているのです。

主はどう思われているのでしょうか。

神の子とされたクリスチャンはどう生きるべきなのでしょうか。

大胆に主を証しし、伝道する事を望まれているのでしょうか。

主に献身し、生涯を主の御用の為に捧げることを望まれているのでしょうか。

もちろん、これらも主が喜ばれ、望まれている事だと思います。

しかし本来、主が私たちに全ての者に、求めておられるものは何でしょうか。

ルカ10章を見ると、

弟子70名を2人ずつ、ご自分が行こうとされている村に遣わした話が記録されています。

遣われた弟子たちは、

「主よ。あなたの御名を使うと、悪霊どもでさえ、私たちに服従します。」と、大喜びで帰って来たと記録されています。（ルカ10：17）

主は、

「～ 敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けたのです。だから、あなたがたに害を加えるものは何一つありません。だがしかし、悪霊どもがあなたがたに服従するからといって、喜んではなりません。ただあなたがた名が天に書きしるされていることを喜びなさい。」（ルカ10：19ｂ-20）

と言われています。

私たちは、主に仕えながらも、行動や結果にフォーカスしてしまいがちなのです。

しかし、主は大切な事を言われています。

「ただ、あなたがた名が天に書きしるされていることを喜びなさい」

これが、まず！なのです。

主が私たちに望まれている事は、

主から離れていた私たちが、主のもとに帰り、御国が約束されているという事を喜ぶ。

罪赦され、御国に行けると約束されているという事を喜びなさいと言われています。

今日の御言葉を見ても、

「ただ公義を行い、誠実を愛し、へりくだってあなたの神とともに歩むこと」とあります。

罪赦され、御国の約束に喜び、公儀を行い、誠実を愛し、ヘリ下り、主と共に歩む・・

主がまず喜ばれるのは、喜びを持って主と共に歩む事であり、行動ではないのです。

私は、日々喜びをもって主と共に歩めているだろうか。

どれ程、天の御国の約束をかみしめられているだろうか。

公儀を行う事、誠実を愛する事、へりくだること・・これらを大切に考え、フォーカス出来ているだろうか。

「主を信じる」と告白しながらも、

行いにフォーカスする生き方は、

主と深く交わる事に線を引いてるように思います。

「掟を守ってるから大丈夫」という安心感を得て、それ以上関わる事を避けているのかも・・

今日は、自分が救われていること、御国の約束を得ている事に喜び過ごしたいと思います。

主と共に喜びに満たされた一日をお過ごしください！！