わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。
イザヤ43:4a
こんな話を聞きました。お金の原価の話です。
1円玉を1枚作るのに約3.1円。5円玉は約10.1円、10円は約12.9円のコストで作っているそうです。
実際のお金の価値よりも原価の方が高いのです。
しかし、日本の紙幣は額面に関係なく、1枚なんと原価約17円だと・・
原料に和紙を使った丈夫な紙に、特殊なインクを使った偽造防止技術が施されている日本の紙幣。
世界でもトップクラスの偽造防止技術と言われています。
それがたったの17円で作られているってすごいと思いませんか?
お金の額面に対する価値と、実際の原価に差があります。
しかし私たちは、17円で作られている1万円を1万円の価値として扱っています。
日本の通貨の価値は、日本円の発行と管理を行っている日本銀行が決めているので、1万円の価値が落ちることなく保たれているのです。
1万円を持っていたのに、紙代の分にしか扱ってくれない人は、1人もいません。
お金の価値は日本銀行という権威に対する信頼からなりたっているからです。
私たちの価値はどうでしょうか。
卒業した大学や務めている会社、家門、美貌、お金、健康、能力・・
このような物は、もしかしたらお金の紙代に過ぎないのかもしれません。
人間の価値は、創造主なる神さまが決めるのです。
私たちの力で付加価値を付ける事は出来ないし、反対に価値を落とす事もできないのです。
私たちは、自分の人生が上手くいっている時、願い通りに事が運ぶ時、自分の価値は下がることなく、むしろ価値が上がるように感じてしまいます。
しかし、人生に嵐が吹くと、一気に自分の価値まで吹き飛んぶように感じた事があると思います。
自分は惨めで、何をしても上手くいかず、失敗ばかり・・
これらは真の価値ではなく、まやかしの価値なのです。
紙幣がクシャクシャになったり破れたり汚れたりしても、価値は下がりません。
私たちも環境や状況により、価値に変動が起きる存在ではないのです。
主が永遠に変わる事がない価値を付けて下さったからです。
「いやいや・・私なんて。何も出来ない存在なのに。〇〇さんなら価値があるかもしれないけれど・・」という思い・・
これは謙遜ではなく、むしろ高慢なのです💦
主が「価値がある」と言われたのですから、誰が何と言おうと価値があるのです。
主が「あなたは高価で尊い」と言われました。
これは「アーメン!感謝します!」と受け取るべきなのです。
今日も、主があなたは高価で尊いと言われています。「アーメン!感謝します!」と受け取り、神の子として1日を過ごしましょう!!
「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」