最近、新しく気付いたこと【ローマ12:19】

2023年

愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい。それは、こう書いてあるからです。「復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする、と主は言われる。」

ローマ12:19

以前にも書いたことがあるのですが、(2022.11.16~17)

今日は、ちょっと重い話です。

心の傷と解放が必要な方だけ読んでください。。

私は、子どもの頃に心に大きな傷を受けました。

どのようにして、心の傷が癒されていったかを書きました。(時間がある方は読んでください)

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どうしたら癒しを得れるのか【マタイ6:14】
互いに忍び合い、だれかがほかの人に不満を抱くことがあっても、互いに赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたもそうしなさい。 コロサイ3:13 また、昨日のブログの続きです・・ 誰もが持っている心の傷。どうしたら主か...

私は小学校低学年の時です。そこから私は相手に対して、ひどい憎しみを持ち続けました。

そして幼い私は、相手に仕返しをする日を定め、耐えたのです。

心の傷は、悲しい・・という気持ちだけが生じるのではなく、生きている意味を奪い、自分の価値観を曲げ、体調を崩させました。

中学生になった時から、片頭痛が1週間に6~7日程起こり、今の様に片頭痛の薬がない時代でした。普通の頭痛薬では効かないのです。

毎日夕方になれば、割れるような頭痛が頭の左半分だけ起こりました。泣いて寝るしかないのです。痛くて寝れません。毎晩、泣き疲れて寝るのです。

色々なあらゆる病院に通いました。(長血を患っていた女の人の気持ちがわかる・・)

これが高校2年の終わりまで、5年間続きました。

体調以外にも大きな影響を受けました。

私が傷つき、恨みを持ち始めた小学生の時から、毎晩、決まったパターンの夢を見るのです。

友達と楽しく遊んでいる夢です。夢の中で「すっごく楽しい~!」と感じた瞬間、ふと友達を見ると、私を殺そうと追いかけてくるのです。「あぁ・・もうダメだ・・死ぬ・・」と思った瞬間に目が覚めるのです。

この様な夢を毎晩見ました。15年間続きました。

始めは、(自分が幼かったので)友達とかくれんぼしていて、友達が豹変する・・そのようなパターンでしたが、段々と私の成長と共に、パターンは同じですが、ストーリーの規模が大きくなっていきました。

成人してからは、友達と海外旅行に行き(夢の中で)「すっごく楽しい!!」と感じた瞬間、友達だけでなく、私はその国で指名手配になっており、パトカーが何台も何台もサイレンを鳴らしながら私を探し回り、ヘリも何台も飛び、私を探していました。

国を挙げて、その国の方々も私を探し出し殺そうとするのです。

私は夢の中で、毎回必死に逃げ回っていました。

こんな夢をずっと見続け、、、寝るのが怖かったし、自分は喜んではいけない・・喜んだら怖い事が起こる・・と思っていました。

この悪夢から、どのように解放されたのか・・

2022.11.17のブログに書いた通り、

「憎むべき相手を許す」と決めた時からです。もちろん、心から許す事なんて出来ません。

ただ「相手を許す」という決断だけをしたのです。復讐は主のもので、私がする事ではないという事が分かったからです。

私は、相手が私と同じ深さで、同じ長さの分(時間)だけ苦しむなら相手を許す!と思って生きてきました。

しかし主は、相手も私と同じだけ同じ深さと長さを持って、もう既に苦しんだと示されたのです。

私は本当に相手が苦しんだのか分かりませんでした。

しかし、私は主に勝てない・・主は私の遥か上の答えを持っておられる方であると感じ、私は主に対して盾をつくことが出来ないと感じました。

相手の事は主に委ね・・「許すという決断」だけをしました。

この時から、心の癒しが始まりました。同時に、悪夢からも解放されました。

この決断をしてから、一度もこの様な夢を見なくなりました。

暗く重い話しですみません・・💦

2ヶ月ほど前から、癒しと解放を受けて欲しいと思う方が居り、祈っています。

私はこの方のとりなしの祈りをする前は、

自分が体調が悪くなったり悪夢を見たのは、自分の心に傷があるからだと思っていました。

心の傷が、原因で体調を崩し悪夢を見ると思っていたのです。(もちろん、それも全く関係ないとは言えませんが・・・)

とりなしの祈りをする中で、本当に最近、気付かされたことがあります。

心の傷の癒しが始まったのは、自分が相手を許した時からだと思います。(その渦中では分かっていませんでしたが、後に俯瞰して振り返って見ると・・)

私が傷つき憎んでいる年月、憎んでる相手の霊も、同じ深さ同じ長さ苦しんだのです。

相手を先に解放することにより、自分も解放されていったのです。

そして、何を気付いたかと言うと・・

私は心の傷が原因で、体調が悪くなり悪夢を見たのではないという事です。

体調が悪くなったり、悪夢を見た原因は、心の傷ではなく、私に「憎む心」があったからです。

私の心には、大きな憎しみが王座に座っていました。

憎む事を、生きる力としていたと気付かされたのです。仕返しを目標に、耐えて生きて来たのです。

とりなしの祈りをする中で、内なる声(心の中で言葉が響く感じ・・)が教えて下さったのです。

主の癒しとは本当に偉大です。

私は自分の心の傷を覚えています。苦しんだことも記憶しています。

しかし今、思い出しても涙は出ませんし、心も痛みも感じません。単なる「過去の記憶」の1つとなっています。

私が憎んだ相手の人に謝罪をしてもらった訳ではないのですが、今では普通に会い、穏やかに話もできますし、相手が困っている時は助ける事も自然と出来ます。

これは、無理をしている訳ではなく・・

主の癒しと解放を経験し、心の傷を通して、私が大きく恵みを体験出来たからだと思います。心の傷は大きかったですが、それ以上の恵みを頂けたからだと思います。

私が経験した傷は、相手があり始まりましたが、それらも主が許されたので私が経験したのです。

この傷の経験は、単なる災難や運が悪かったのではなく、主の計画の一部だったと今は感じています。(これは、何年も経ってから分かった事です)

この傷を通して主の恵みは、まだ続いています。

とりなしの祈りを通して、私は主に、また新たな事を教えて頂いているのです。

私は、本当に主に愛され、私に特別な人生を与えて下さっている。恵みを与え続けれていると思います。

自分を苦しめた人を許すというのは簡単ではありません。

しかし、私は自分の経験から思う事は、憎しみを手放し、「許す」という決断だけをして欲しいです。

自分の心の王座に憎しみを座らせ、憎しみを通して人を見る事、自分の人生を見る事は、主は喜ばれていないからです。

心の王座は、主が座るべき場所です。

被害を受けた人が先に許すとは・・本当に、主と私たちの常識は大きく違います。

大きな苦しみの中にある方・・

憎しみや復讐を主に委ね、手放して解放される事を願います。

今日も、主を求め、主に委ねるという選択が出来ますように!

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